ブロンプトンの旅2017「パワーをもらいに宗像大社へ」

今回の自転車旅は「世間の3連休の前後に休みを入れたら5連休になる」という思い付きが発端です。しかし、初日と最終日が平日になってしまうため、ブロンプトンを抱えての移動が通勤通学の時間帯になってしまうことが難点です。

往復ともFDAを利用する場合、名古屋小牧空港の駐車場料金が割安になります。調べてみると5日間駐車しても2000円の固定金額になるようです。つまり、自家用車で空港まで往復すれば「通勤通学の時間帯」という難題をクリアできます。

行き先をどうするのか…

「ブロンプトンで日本一周」で走った時、「東北の紅葉の美しさ」に惚れ込んでしまったため、十和田湖周辺の紅葉も観てみたいという思いを抱きました。そこで、青森空港を起点にルートを検討してみましたが、8月下旬の時点で10月の3連休辺りの「名古屋小牧-青森」のフライトが取れません。ならば逆に九州はどうだろうか。

「ブロンプトンで全国制覇の旅」の走行マップを眺めているとどうしても気になる区間があります。それは「萩~出雲」です。

「萩~出雲」の区間は何もないため、「ブロンプトンで日本一周」の時に“あえて”外した区間です。

パワースポット巡りも自転車旅のネタにしていて、福岡遠征の時に「宗像」に立ち寄っていなかったことに未練があります。「パワースポット」だけなら“いつかは”で済む問題ですが、もたもたしている間に「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」が世界文化遺産に登録されてしまい、「行かなければならない」に格上げです。なぜならば、全ての「日本の世界遺産」に立ち寄ることが「ブロンプトンで日本全国制覇の旅」の自分ルールの一つだからです。

ということで、まずは「名古屋小牧-福岡」「出雲-名古屋小牧」のフライトを確保してから走行ルートの検討に入りましたが、「世間の3連休」ということもあって宿の確保に苦労します。立ち寄りポイントの兼ね合いで行程組みはパズルです。

前置きが長くなりました。

初日

自宅から名古屋小牧空港まで一般道で約36kmですが、朝の渋滞を考慮して高速使って約45kmです。しかし、高速を降りてから空港まで残り4km区間が進まず、自宅から1時間15分も掛かって空港に到着。


怪しい空模様の中、名古屋小牧空港を出発。


悪天候のため10分遅れで福岡空港に到着。さらにFDAの場合はバス移動になってさらに時間を要して、当初の予定より15分遅れで“土砂降り”の福岡空港から自転車旅が始まります。

世界遺産巡りが目的なら「宗像大島」にも行くべきだろうと考えて、次のようにタイムスケジュールを立てました。

10時に福岡空港を出発 → 宮地嶽神社 → 宗像大社 → 13時50分のフェリー → 宗像大島 → 16時20分のフェリー → 遠賀郡芦屋町の宿

13時30分までにフェリー乗り場に辿り着けるのか。それが全てです。

さて、「15分の遅れ」は許容範囲でしたが、“土砂降り”では走行ペースが落ち、さらに空港周辺の交通量が非常に多いうえ、空港から離れても大型車の往来が多く、歩道走行を強いられます。


空港から27km地点の「宮地嶽神社」にようやく到着。時刻は既に11時50分です。土砂降りの平日にも関わらず参拝客が途切れることがないほど有名な神社です。


ここからの景色が「光の道」といわれていますが、その感動的な景色を拝めるのは年に2回だけです。

参考 : 平成29年秋の「夕陽の祭」

「光の道」を見られる日時でなければ、雨でも関係ありませんね。


海まで続く参道を進むと最後に鳥居が待っています。

ここから宗像大社まで約10km。時刻は既に12時を過ぎています。実はこの時点で大きな勘違いをしていることに気が付いていません。


12時45分、宗像大社に到着。とりあえず、これで「日本の世界遺産」のコレクションが一つ増えました。「残り1つ」になってから「日本の世界遺産」が増えてしまうため、なかなかコンプリートできません。


もっと大きな神社かと思っていましたが意外にもこじんまりとしています。


しっかりお参りしてパワーをいただきます。

宗像大社は天照大神の三柱の御子神をおまつりしています。三女神のお名前は 田心姫神(たごりひめのかみ)、湍津姫神(たぎつひめのかみ)、 市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)と申し上げ、田心姫神は 沖津宮(おきつぐう)、湍津姫神は 中津宮(なかつぐう)、市杵島姫神は 辺津宮 (へつぐう)におまつりされており、この三宮を総称して「宗像大社」と申します。
http://www.munakata-taisha.or.jp/html/gosaijin-yuisyo.html


一般人は「沖津宮」に行くことができないため、「宗像大社をコンプリート」は不可能ですね。

代わりに本殿の裏に第二宮と第三宮が建てられています。

第二宮(ていにぐう)に沖津宮の田心姫神を、第三宮(ていさんぐう)に中津宮の湍津姫神をお祀りしています。伊勢神宮の第60回式年遷宮(昭和48年)に際し、特別に下賜された別宮の古殿を移築再建したものです。


本殿、第二宮、第三宮を参拝すれば、とりあえずコンプリートと言えるでしょうか。

パワースポット宗像大社のお守りはご利益があるはずです。ここで「これは!」と心の中で叫んだお守りを購入しました。


それは「自転車お守り」です。※永久保存用と持ち歩き用で2つ購入

時刻は既に13時10分を過ぎています。ここからフェリー乗り場まで4kmほど。雨具のためのタイムロスを考えると切符を買う時間があるのか? この雨の中を宗像大島にどうしても行きたいというほどでもない。だったらまっいいか…

と、フェリー乗り場のひとつ前の交差点を右折して食事処にピットイン。実は「13時30分までにフェリー乗り場」が「13時30分にフェリーが出る」と頭の中で入れ替わっていることに気が付いていません。雨で面倒になって宗像大島に行かない理由を探していたのかもしれません。


今回の自転車旅では昼食に良いものを食べようと決めていたので、迷うことなく「スペシャル玄海丼 1500円(税別)」を注文。宗像大社に近いということもあってか観光地価格かもしれませんが、海の幸を堪能できました。雨じゃなければもっと幸せになれたのでしょうが。

宗像大島に渡らなかった場合のルートも用意していましたが、雨の中を無理に走りたくないため、さっさと宿に向かいます。


玄界灘のサイクリングロードのスタート地点がどこなのか分からないため、道の駅のそれっぽい場所から走り始めます。カワセミが飛び回っている静かなサイクリングロードですが、雨が弱まったかと思えば強く降り出したりと不安定な状態が続きます。


海に出て「さつき松原」を眺めますが、雨では全く絵になりません。


途中で自転車道が無くなってしまい一般道を走っていると、「ラウンドアバウト」が出現。地方の交通量が少ない交差点ならこのラウンドアバウト方式で十分だと思います。車が全く通らないのに赤信号で待たされるのは時間の無駄です。

しかし、慣れていないと行きたい方向に行けないというワナがあって、間違えて漁港に向かってしまいました。


少し遠回りになりましたが再びサイクリングロードに合流しました。天気予報では午後3時には止むことになっていますが、相変わらず雨が降っています。予定では、宗像大島に渡った後にこの辺りで夕陽を見ながら宿を目指すはずでした。予定通りにはいかないものです。


九州遠征「門司~北九州~博多~大宰府~佐賀」の時に走った「ひびき灘自転車道(遠賀宗像自転車道)」を逆方向に進みます。天気が良ければ最高のロケーションですが残念です。


16時15分、コンビニで晩酌セットを購入してから宿に到着。気が付けば雨が止んでいます。2時間早く止んでくれていたら楽しいサイクリングになっていたのに…


明日は北九州をロケ地巡りします。

本日の走行距離は69.8km、獲得標高は231mでした。

走行マップ

20171006福岡空港~芦屋



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