PCのモニターをテレビにする

タブレットの使い勝手が良いため、PCの電源を入れることが殆どありません。デジカメで大量に撮ることも無く、SDカードが大容量になったことと重なり、画像ファイルのバックアップも数か月に1度程度です。デジカメとスマホの連携が簡単にできるようになったことも、PCの出番が激減した要因でもあります。

「過去の遺産」の機器も「とりあえず置いてあるだけ」に近いため、「なんとかしなければ」という焦りが収まれば、再び長期間使われなく可能性は高く、そのためだけにモニター代わりのテレビを置いておくのもムダです。

使用頻度が非常に低い「PC」と「過去の遺産」を合体させて、少しでも部屋のスペースを空けることができないのか。

というどうでも良いような思いつきを試してみます。いきなりそのための機材をあれこれ買って失敗するのもムダな出費になるため、まずは“初めの一歩”のためのアイテムをポチッしました。


Ugreen HDMI to VGA変換アダプター音声出力あり 1080P Mirco USBケーブル付 Activeタイプ ブラック

HDMIからVGA(Dsub 15)に交換させるためのアダプタです。当然ながら形だけではなく、HDMIのデジタル信号をVGAのアナログ信号に変換してくれます。この製品を選んだ理由は「音声出力」もやってくれるからです。


VistaのPCとセットで買ったモニターはナナオの「EIZO FlexScan S1921-SH」。このモニターは気に入っているので買い換える気はありませんが、そもそもPCを使う頻度が低いので買い換える機会すらありませんね。「S1921-SH」にはデジタルのDVI-I端子もありますが、そこは使ったことがありません。昔ながらの映像のVGA端子、音声のステレオミニジャックの組み合わせゆえに、“変換”も難しくないのです。


変換アダプターを挟んで、地デジチューナー「DTV-H500R」を「S1921-SH」に繋いでみました。映るかどうか心配でしたが、アナログ入力の許容範囲が広いため、正常に表示されました。音声も問題なく出力されています。


次にブルーレイプレイヤー「パイオニア BDP-3130-K」を繋いでみます。


残念ながら映像が縦長になってしまいます。リモコンのボタンをあちこち押してみても画面アスペクト比を変えることができません。


DVD+HDレコーダー3号機「DMR-XP11」を繋いでみました。こちらも映像が縦長になってしまいます。


先日既に見つけておきましたが、初期設定メニューの中にテレビ側の画面アスペクト比を指定する項目があります。プロジェクターに繋ぐ時は「16:9」を選びますが、「S1921-SH」に繋ぐ時は「4:3」を選びます。


昔のビデオ画質の作品を観るのならば画面サイズは16~24インチが妥当かもしれませんね。プロジェクターで観ると「なんじゃこりゃ」と思える画質でも、「S1921-SH」なら耐えられる範疇です。

ということで、「S1921-SH」をテレビ代わりに使えることが分かったところで追加のアイテムをポチッしました。

続く。



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