昨日は同僚とトレーニング走行しました。私はミニベロ16ロードで同僚はロード寄りのクロスバイクです。
走り終わった感想としては私にはトレーニングになりましたが、同僚にとっては“流し”の走行だったかもしれません。
ミニベロ16ロードで25km/hの巡航はトレーニングらしく結構疲れます。しかし、並走する同僚は全く疲労感なしで軽々と走っています。体力に極端な差があるとは思えないため、明らかに自転車そのものの違いが走りに影響しています。感覚的にミニベロ16ロードで19km/hで巡航している時の感覚で同僚は25km/hで走っていますので…
推定35km/hオーバーで私たちを抜いていったロード乗りの人がいましたが、やはりロードの人たちにとっては35km/hがトレーニング速度かもしれません。
あくまでもそう感じるという話ですが、ミニベロ16ロードは20km/hを越えた辺りから転がり抵抗が極端に大きくなっているような気がします。これは体重も影響するので、軽い人ならもう少し速度が高めで感じるかもしれませんが、15km/hで長時間乗っていてもそれほど疲れないのに20km/hでは少しずつ疲労が溜まり、25km/hオーバーだと30分程度でヘロヘロになります。
25km/hに対して35km/h、同じ25km/hならロードは疲れない。そこで「やっぱりロードが良いじゃん」と勢いで購入した場合…
普通はそれが正しい選択かもしれませんが、実はそうではないのです。
走行ルートに寄りますが、信号待ちやら一旦停止やらを考慮すると25km/hで走っても時間当たり20km走れたら良いほうです。つまり、めいいっぱい2時間走ったとしても40kmとなります。そう40kmも走れば十分なトレーニングになるのです。ミニベロ16ロードならば…
ところがロードで「めいいっぱい2時間走る」となると60kmのコースを考える必要があるのです。しかし、地元にはそのようなコースはありません。結局のところスピードを上げたいのに上げられないルートを走ることになり、短時間でのトレーニングは見込めません。
ということで、地元を走るだけならばミニベロ16ロードでの25km/h巡航が一番のトレーニングになると改めて分かったという話でした。仮にトレーニングではなく120km/日の遠征をするのなら、自転車の選択肢は大きく変わりますが…
まあ、“写真を撮りながら”という大前提があるので、ミニベロはとても役に立っています。走りながら「あっ」と思ったらすぐに停めて写真を撮れますからね。自転車もジャマにならないし。