2021年8月26日

書籍『結局、「すぐやる人」がすべてを手に入れる』

著者の経歴がまずは一般企業に勤務。プロコーチ養成スクールを修了後に労働組合の組合員に対するコーチングやセミナーの講師を務め、独立開業。現在はコーチングが本業です。この書籍はそのコーチングのテキストに近い内容なのかは分かりませんが、読み進めると坦々とセミナーを受けているような感覚になります。よって、いっき読みに適した内容ですが、たぶん1時間ちょっとで読み終えるはずです。

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2021年8月20日

今後の展開が楽しみな「ウマ娘 シンデレラグレイ」

アニメの「ウマ娘 プリティーダービー」の一期は「スペシャルウィークとサイレンススズカ」、二期は「トウカイテイオーとメジロマックイーン」というように主人公と準主人公の二人(二頭?)の友情物語の要素が序盤からありましたが、漫画版は尺に拘る必要がないためか、オグリキャップの成長物語に終始しています。

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2021年8月17日

徹底的に拘った経営手法「売上最小化、利益最大化の法則 利益率29%経営の秘密」

まだ“ネット通販”が一般的ではなかった時代だった2000年に北海道特産品販売サイト「北海道・しーおー・じぇいぴー」を立ち上げ、独自の経営手法で売上100億円、利益29億円の企業に育て上げた木下氏の著書です。根底にあるのは「利益絶対主義」です。

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2021年8月16日

『定年前、しなくていい5つのこと 「定年の常識」にダマされるな! 』は参考になります

定年間際の世代を対象にした書籍は大量にあり、例の2000万円問題を切っ掛けにお金に関する書籍が乱発状態ですが、お金以外の事柄も取り上げた書籍ももちろん大量に出版されています。“定年間際の世代”という分かりやすいターゲットですので、書籍の内容も似たようなものが多いわけですが、読書の不安を煽るものも結構あります。

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2021年7月28日

「よろしくメカドック」DVDブック

「よろしくメカドック」は車のチューニングを題材とした作品です。そのチューニングの効果を分かりやすく表現する方法がレースというわけですので、それまでのレース(バトル)主体の作品とは少し違います。作中に登場するチューナーたちも各自がベストだと考えるチューニングを施してレースに挑むので、単純に「こんなチューニングはこんな効果があるのか」と伝わってきます。

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2021年6月2日

三菱財閥を作った「岩崎弥太郎」の漫画

読み始めると「サラリーマン金太郎」が頭の中でちらついてくるほど作風がそっくりです。本宮ひろ志氏は「猛き黄金の国」を書いたことで「サラリーマン金太郎」を生み出したのではと思えてきます。主人公の人徳で周囲を巻き込み、気合と根性のイケイケドンドンで話を進めるという展開で、時折りやっていることがむちゃくちゃです。どこまでが事実なのか分からなくなります。

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2021年5月13日

初心者向けマネー誌は信用できない

趣味が変わると月刊誌も変わるので、最近は超初心者向けのマネー誌「ダイヤモンドZAi(ザイ)」を買っています。正直言ってあまり参考になりませんが、自分で計算するとなると非常に手間が掛かる“データ”だけを目的に買っているようなものです。しかし、初心者向け雑誌には本当のことは書かれていないため、中級レベルの雑誌をまとめ買いしました。

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2021年5月8日

とっても緩い漫画「ぱらのま」4巻

職業不詳、年齢不詳で家族構成で判明しているのは兄一人のみという謎多きお姉さんの自由すぎる鉄道旅の物語ですが、とっても緩い内容のため、あまり物語性はありません。そこがこの作品の個性といえます。

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2021年5月6日

小説「わたし、定時で帰ります。」

ソフトウェア会社に勤務する東山結衣は「定時で帰る」ために全力を尽くす。定時で帰るためには時間内にキッチリ仕事を終える必要があり、そのためには誰よりも早く仕事ができることが必須。会社に長くいることを善とする人たちとの闘いの物語である。という簡単な物語ではありません。

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2021年4月26日

ドラマ「株価暴落」全5話

小説と完全に違う箇所はラストです。小説は読み手に「大筋は終わっているので、最後はたぶんこうなるんだろうな」と想像させる終わり方です。ドラマは最後までキッチリ描きすぎたことで「なんだ、半沢直樹に刑事ドラマを足しただけなのか」と思えてきます。

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