映画「マリリンに逢いたい」ロケ地巡り慶良間諸島サイクリング

2017年4月の沖縄遠征の時に「次回は慶良間諸島に行く」と決めた最大の理由は「マリリンに逢いたい」です。約30年前に劇場で観た作品ですが、いつかはと思いつつ、すっかり忘れていました。ブロンプトンの旅で「離島巡り」を楽しむ中で「そういえば」と思い出して、「マリリンに逢いたい」のDVDを購入して鑑賞すると、年食うと涙もろくなるのか涙が…。犬の演技で涙するとは、自分で驚きます。

今回の沖縄離島巡りのメインイベント『「マリリンに逢いたい」ロケ地巡り』は青空の下で楽しみたかったのですが、沖縄地区は妙に天候が不安定です。

島巡りの順番を入れ替えてきましたが、最終日はほぼ移動のみの行程になるため、本日がラストチャンス。

4月22日


昨日に引き続き、曇り予報でもなぜか那覇の泊港周辺は青空です。これなら期待できるかなと思えたのですが…


阿嘉島到着時にはどんよりとした空模様。


阿嘉島から愛しきマリリンがいる座間味島を見る「シロ」。マリリンに逢うためにシロが海を渡っていたという実話を作品にしたわけですが、そのシロ役は本物のシロが演じていています。


海を渡るためにシロが駆け下りた浜辺はここでしょうか。


離島の浜辺は綺麗です。


ケラマジカの夫婦に遭遇。微妙な距離を保ちながらずっとこちらを見ています。


もう少し暖かくなると賑わいそうな「北浜」。バカンス客は座間味島に滞在するので、のんびりしたい場合は阿嘉島が良いかもしれません。


観光場所はありませんが、時間を忘れて海を眺めていたい静かな阿嘉島。しかし、座間味島とセットで那覇から日帰りで訪れる場合は、もったいないことですが時間ばかり気になります。


慶留間島を通って外地島に到着。外地島は無人島ですが、あるものがあります。


それは「慶良間空港(ケラマ空港)」です。※空港手前は急坂区間です


「マリリンに逢いたい」の作中にあるセスナの発着シーンはこの空港です。

観光マップに書かれている「外地展望台」へ行く道を探してみると、道ではなく…(現地で探してみましょう)

海沿いの道をブロンプトンで走るならともかく、あそこを歩く場合は展望台まで往復できる時間はありません。残念ですが阿嘉島に戻ります。


ブロンプトンに似合う風景


慶留間橋から眺める慶留間島。慶留間島の集落は阿嘉大橋側ではなく慶留間橋側にあります。


慶留間島には国の重要文化財に指定されている「高良家住宅」がありますが、こちらも時間がないのでパス。

高速船を使っても泊港発を9時で阿嘉島着が10時10分。座間味島に渡るためには11時45分のフェリーに乗る必要があります。乗り降りのタイムロスを考慮すると1時間ちょっとしか滞在できません。実はもう少し時間を稼ぐための方法がありますが、それは後ほど。


慶留間島の海沿いの道は平たんです。もう一本、山を通り抜ける道がありますが、そちらはハイキング目的でしょうか。


慶留間島と阿嘉島を結ぶ阿嘉大橋。阿嘉島に宿泊するなら、自転車無しで阿嘉島、慶留間島、外地島を周れます。


「もう一時間あればなぁ」とつくづく思わされる綺麗な海。


阿嘉島に数多くある展望台に行くこともできないため、集落のところの浜辺で一休み。ちょうどフェリーが出航していきました。つまり、フェリーに乗る場合はギリギリのタイミングだったわけです。綱渡りのタイムスケジュールでは楽しめないので、もう一つの方法が役に立ちます。ただし、折り畳み自転車を袋に収納した場合だけ許される方法です。要するにアタッシュケースくらいの大きさの荷物に限るというわけです。


作中で出てくる集落の景色はどこなのかな。

余裕を見て12時少し前に港に戻ります。


村内船「みつしま」がやってきました。阿嘉発が12時15分ですので、フェリーより30分ほど時間を稼げるのです。タイムロスを考慮しても1時間40分ほど時間を使えるため、ゆっくり自転車を走らせても外地島まで往復できます。

座間味島で宿泊なら阿嘉発14時45分に乗船することにすれば、阿嘉島の展望台に行くことができます。


バス代わりの船という雰囲気ですので荷物制限があって当然です。

阿嘉発 12時15分
座間味着 12時30分


座間味島サイクリング開始。那覇の泊港に向かう高速船の出航時間は日によって違うため、思い込まずにチケットに書かれている時間を忘れてはだめです。この日は17時20分になっているため、座間味島で使える時間は4時間30分程です。


阿嘉島にいるシロを恋しく見つめる「マリリン」。

映画の撮影時にはマリリンは亡くなっていたため、作中のマリリンは代役です。作中でマリリンが病死してしまうのですが、シロの悲痛な叫びを観ると思わず涙が出てきます。


座間味港からマリリン像まで徒歩で15分くらいです。そこから隣の阿真集落までは徒歩で移動できる範疇ですが、それより先は何かしらの移動手段が必要です。


作品中でシロがマリリンに逢いに行く路地を阿真集落を散策して探してみますが、マッチングは難しい。


静かな「阿真ビーチ」。シロとマリリンが楽しく遊ぶ浜はここでしょうか。


「阿真ビーチ」を過ぎると「神の浜展望台」までの激坂区間です。展望台までの狭い道をひたすら押し歩き。


絵的には手前の茂みがちょっと邪魔ですね。


さらに上って「女瀬の崎(ウナジノサチ)」。写真では伝わりにくいのですが、ここからの景色は迫力があります。


「ウナジノサチ展望台」はこの先です。展望台からの景色は良いのですが、「青空だったらなぁ」と思えるため写真を割愛します。

「女瀬の崎」の先の「稲崎展望台」を目指して進みますが、さらに上りが続くためギブアップ。


下りの景色が素晴らしい。


ちょっと覗いてみようと寄り道ができる点が自転車のいいところ。


バカンス目的の観光客が集まる「古座間味ビーチ」。すでに海水浴場はオープンしていて賑わっています。

座間味島の北部に行く時間も体力もなくなってきたので、あと1か所だけ立ち寄ります。


ひたすら押し歩いてやってきたのは「高月山公園」です。


ここからシロが渡った海の全容が見ることができます。まずは阿嘉島から安慶名敷島に渡ります。そして安慶名敷島から座間味島へ渡ったようです。愛するマリリンに逢いたい一心とはいえ、ここを渡っていたシロの行動力はすごいことです。


先ほどの「古座間味ビーチ」が見えます。その先にあるのが「安室島」です。よーく見ると年に数回だけ現れるといわれている「幻の道」が見えていますね。先に「高月山公園」に来てから「古座間味ビーチ」に寄っていれば「幻の道」を間近で見れたのに。


欲張ってタイムアウトするとシャレにならないため、16時ごろに港に戻りました。

以上が「マリリンに逢いたい」ロケ地巡りですが、慶良間諸島を隅々までサイクリングするなら、最低でも島内に宿泊する必要があります。座間味島で連泊して渡嘉敷島も攻略するのが効率が良さそうです。




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