沖縄の離島巡りの旅2019(ダイジェスト版レポート)

2017年秋に計画していた「沖縄の離島巡り」は家族の諸事情でドタキャンしました。それからは「歩き旅」も始めたため、「歩けば良いじゃん」という考えも持つようになったことで、無理に自転車に拘る必要もなくなりました。

毎年欠かさずに北海道と沖縄には行くことにしているため、4月の沖縄行きのフライトを1月末に確保。2月の札幌&小樽、3月の小笠原諸島を終えて、あっという間に4月。ざっくりと行き先候補は考えてありますが、具体的にプランニングしたのは出発の10日前からでした。

結局のところ“天気次第”ということもあり、予定をキッチリ組んでも仕方ありません。

4月17日


往復ともフライトの時間を考慮すると、いつも通りにスケジュールでいけそうですが、復路が通勤通学の時間帯になるため悩みどころです。そこで、「セントレアのホテルに泊まると駐車代金が無料になる」という娘のアドバイスを実践してみることにしました。


午後8時ごろに自宅を出発。通勤時間帯ということもあって、僅か数キロの距離の最寄りの高速のICまで20分以上要したため、セントレアのホテルに到着したのは午後9時30分近くになり、自分の車を使っても早く着くわけではないことを学習。

4月18日


朝6時少し過ぎという早い時間帯でも、アジア圏の観光客で大混雑している朝食会場。さらに、わざとらしく「ワンプレートに載るだけ」という雰囲気になっているため、いつもより非常に少ない朝食バイキングでした。オープン価格キャンペーンで宿泊費が格安だったため利用してみましたが、自宅からの移動に余裕が全くないという場合は便利かもしれません。


最大のメリットは荷物を担がなくても空港の建物の入り口まで移動できることです。


晴れの愛知を飛び立ちます。さて沖縄の天気はどうでしょうか。


那覇空港で久米島空港行きに乗り継ぎますが、2時間以上待ち時間があるため、グルメを楽しむかどうか。那覇空港内は妙に混雑していてグルメのために長時間並ぶのも面倒。うろうろしてみると、空港の職員さん御用達ぽい弁当屋さんを発見。


飛行機の離発着シーンを眺めながら弁当タイム。そして、撮影タイムです。以前は有料だった展望デッキが2か所とも無料になっているため、何度でも出入り自由です。


そろそろ眠くなってきましたが、久米島へ向かいます。このような景色も楽しむために、予約時に窓側の席を必ず確保するようにしています。


与那国島の空港くらいかなと想像していましたが、それよりも少し大きい久米島空港。


14時40分、久米島のパワースポットを巡るサイクリング開始です。


あまり観光客が行かない「ヤジャーガマ洞窟」は「日本にこんなところがあったのか!!」と間違いなく感じる異世界です。映画に出てきそうな光景に圧倒されます。

※他のパワースポットに関しては「ブロンプトンの旅」のレポートに掲載します


ブロンプトンに似合う風景の中を気持ちよく走ります。


午後4時30分ごろには宿に着きましたが、食事処がなかなか見つかりません。小さい町のなかをぐるぐる探し回ること二十数分、ようやく営業している店を発見。ステーキ丼(950円)をいただきました。


独りで泊まるにはもったいない部屋です。風呂に入って少し休憩をとってから、夕陽を見るために出かけます。最初は東側の町の宿を予約していたのですが、夕陽のために変更したのです。夕陽の情報をネットで探したところ、日没後に暗くなる前に宿に戻るためには、夕陽スポットから数キロの場所の宿にする必要があります。


僅か数キロとはいえ「アーラ浜」までの道はブロンプトンでは非常にきつかったですが、綺麗な夕陽に癒されました。


宿に戻りながら晩酌セットを調達。

4月19日


宿の朝食はいたって普通です。


急ぐ必要はないため、朝ドラの時間まで宿周辺の景色を楽しみます。


二日目もパワースポットを巡ります。「離島の道は激坂の連続」は定番すぎますが「鳥の口」までの区間も結構きついです。三脚を使うと背景の景色が入らないため、珍しく自撮りをしてみました。


「奥武島の畳石」のところをばしゃばしゃと歩いてみましたが、泳ぐには冷たいかもしれません。


「てぃーだー橋・つむぎ橋」を下るのは楽しいかもしれませんは、久米島を反時計に回る場合はひたすら上る区間になります。それもかなり長い距離を上り続けることになるので、荷物搭載のブロンプトンでは脚にきます。

久米島の周回道路を走るだけなら「ちょっときついかな」程度ですが、立ち寄りポイントが海側にあるため、激坂を下って再び激坂を上るという繰り返しになります。どれだけ押し歩きしたことやら。

かなり余裕を持って午後5時ごろに久米島空港に戻りました。チェックインカウンタの待ち人数は僅か3名だったのに、私がチェックインを終えるまでに30分も要しました。


今日は昼食無しだったため「久米島そば」の大盛りをいただきます。


久米島から那覇に向かうフライトは7本もありますが、昼の1本を除くと午前の3本、夕方の3本は離島らしくプロベラ機になります。

那覇空港から宿まで自走します。空港周辺は快調に走れても、最初の橋を渡ったところから進みません。空港から40分も掛かって宿に到着。


「ロフト式の部屋」という面白い作りになっていて、ベッドの下のスペースにシャワーとトイレがあります。島巡りをするためのベース基地が必要になるため、格安の宿を探して見つけました。もちろん個室でなければ寝れないため、「シングル」で探して、4連泊でなんと約13000円(クーポン利用)です。


宿の隣にコンビニがあるため、洗濯中に買い物も容易いです。


「あれ?テレビがない!?」と思ったらこんな高い位置にあります。よって、寝るときにテレビを見ることができても、晩酌しながらだと首が疲れます。

※結果的にですが、シャワーだけだと疲れが全くとれませんでした

沖縄エリアの天気が非常に不安定です。本来なら離島巡りの効率を考えると離島に宿泊するのが良いのですが、それだと「天気や気分や体調次第」という急な変更ができないため、泊港の近くにベース基地を作ったのです。「雨の場合はどうするのか」「一日中曇りの場合はどうするのか」という想定プランも考えてあるため、天気予報と雨雲レーダーをこまめにチェック。

4月20日


予定では「阿嘉島&座間味島」でしたが、雨では全く行く意味がありません。よって「雨の場合は歩けば良い」と想定していた「久高島」へ向かいます。猫と神の島「久高島」はぐるっと歩いても2時間、自転車なら1時間という小さい島です。「久高島」へ行きたい場合のバス路線は「38番」がキーワードになります。


「安座真サンサンビーチ入り口」で降ります。ここから高速船&フェリー乗り場まで数分です。


高速船とフェリーは交互に運行しているため、朝一で島へ渡るなら高速船になります。往復とも高速船を使うなら9時の便で島へ渡り15時の便で戻ることになります。猫撮影が目的でなければ13時のフェリーで戻るのが一般的かもしれません。とりあえず有名どころだけ見れば良いという人は10時の便で渡って13時の便で戻ります。実際、そういう人が多かったです。雨の中をレンタサイクルで爆走している人がたくさんいたので、「そんなに急いでどうするの。もったいない」とつくづく感じたものです。


高速船を降りた人たちは慌てるようにどこかに行ってしまいましたが、私はのんびりと記念写真。


そして、さっそく島猫との触れ合いタイムです。島猫たちは人に慣れているのか「なんかちょうだい」とすり寄ってきます。残念ながらあげるものが何もありません。いつまでも何もあげないと、ミャーミャーと鳴き始めます。


しばらくの間は小雨が降ったり止んだりという繰り返しでしたが、海岸の景色を楽しみながら「カベール岬」へ向かっている途中で風が強くなり、折り畳み傘が一瞬で壊れました。雨が降る中をカッパも無しで気合を入れてレンタサイクルを走らせる人たちには妙な感心を覚えます。


午後1時ごろに港に戻って昼食タイム。午後1時の便で戻る人が大勢いたの食事処は空いていました。「ニガナ和え定食(800円)」は名前の通り苦くて少し残してしまいました。


食事中に雨が止んだため、再び島猫撮影を楽しみます。狭い港町ですので、ゆっくりと路地を全て回っても1時間ちょっとです。1時間30分ほど猫ちゃんと戯れて午後3時の便で戻りました。ところが那覇行きのバスの本数が少ないため、雨で寒さを感じる中で45分もバスを待つことになりました。


那覇のバスターミナルから国際通りを終点まで歩けば宿の近くに出るため、最初はそのつもりでした。しかしながら、雨では元気も出ず、モノレールを使います。

※久高島のレポートは「歩き旅」に掲載します


琉球泡盛で乾杯!

4月21日

さて、今日の天気はどうでしょうか。予報を見る限り正午前後の時間帯なら晴れそうです。つまりその時間帯だけブロンプトンで走る意味があります。フェリーの出港時間が9時55分という遅い時間のため、宿でのんびりしてもいいのですが、泊まっている宿は「寝るだけ」でのんびりするのに適しません。そこで2時間ほど港周辺をぶらぶらします。

何かネタはないものかと調べた時に「琉球八社」を見つけました。八社のうち六社は港から近いため、空き時間で回ることが可能です。


そこでまずは宿から一番近い「安里八幡宮」。住宅街の中にあるので分かりづらいです。


フェリー乗り場に近い「天久宮」。建物が神社には見えません。


立派な「波上宮」です。こちらは参拝する価値があるといえます。


海水浴場になっている「波の上ビーチ」。「午前9時から遊泳可能」とアナウンスが流れていましたが、まだ海水が冷たかったです。


港に掛かる大きな橋からの眺めは良いはずとブロンプトンで上ってみましたが、高所恐怖症の私には途中で「もう勘弁して」とガクガクブルブル震えだしたので、景色を見ずに押し歩きしました。


橋から港を眺める。もちろん、反対車線側の歩道を使えば海も眺めることができますが、あまりにも怖いのでそんな気力はありません。


所要時間2時間20分も掛けて「粟国島」へ向かいます。現地滞在可能時間は実質1時間30分だけという割が悪すぎる離島巡りです。


フェリーのチケット売り場に弁当屋で昼食を確保しておきました。


12時25分、粟国島サイクリング開始。


地図を見る限り西側ルートを周回すれば島の町に戻ってこれるはずです。幸いにも平たん路のため快調に進めると、なんと途中から未舗装路になっています。無理に走ってパンクするとしゃれになりません。周回できるはずと思い込まずに「長浜ビーチ」でUターンすれば10分節約できたのに。


粟国島にやってきた目的は「ナビィの恋」のロケ地巡りです。

※粟国島のレポートは「ブロンプトンの旅」に掲載します


泊港で夕食タイム。島ラー油ピリ辛つけ麺セット(1058円)をいただきます。


宿に戻っても、あまりにも暑いためアイスクリームでクーリング。

4月22日

実はここまでは今回の旅のメインではなく“ついで”みたいなものです。毎日の天候が変わる中、「那覇周辺の離島」へ行く本当の目的を達成できるのかどうか…

天気予報を見る限り「ぎりぎりなんとかなるかもしれない」という状況です。


今日は高速船を使いますが、1時間ほど余裕があります。そこで昨日の夕方に通って気になった場所を散策します。崇元寺が焼けて丈夫な石門だけが残った「旧崇元寺石門」。町の中にさり気なくありますが、結構見ごたえがあります。


海のお祭りで使われるのかな?


昨日同様に、なぜか今朝も那覇周辺はドピカン晴れです。

「慶良間諸島に行く」最大の目的は30年前の映画作品「マリリンに逢いたい」です。いつかは行きたいと思いながら30年経っていました。といっても行ってみたいと思ったのは30年前で、それから30年経って離島巡りを始めてから「そういえば」と思い出したのですが。


こちらが愛しいマリリンがいる方角を見ている「シロ」です。


シロが駆け下りた浜辺はここでしょうか。シロはマリリンに逢うためにこの海を泳いで渡ったのです。

※実話で、映画の作品中のシロは本物のシロが出演しています。マリリンは撮影前に亡くなってしまったため、代役だそうです。


「ケラマジカ」のカップル。


阿嘉島から慶留間島、そして外地島の終点まで走ると「マリリンに逢いたい」のラストシーンに出てくる「慶良間空港(ケラマ空港)」があります。


時間を忘れて眺めていたい景色ですが、前半のタイムスケジュールがタイトなため阿嘉島に戻ります。


村内航路「みつしま」で阿嘉島から座間味島へ渡ります。


こちらがシロを待つ「マリリン」。年をとってから「マリリンに逢いたい」を観ると涙がボロボロと出てくるので不思議なものです。


シロとマリリンが走り回る場所はどこだろうかと探してみますが、似たような路地ばかりで特定できません。


ほんと綺麗な海。


綺麗な海と激坂コースはセットです。


ネタになりそうな「中味そば(ブタモツ)」。海水浴場価格なのかちょっと高めで800円。


座間味島の海水浴場は既に営業していて、若い人たちが泳いでいました。


あまりにも激坂だらけなため、島の北部に行くことは諦めました。

※阿嘉島&座間味島のレポートは「ブロンプトンの旅」に掲載します


なんとか目的を全て達成できました。

4月23日

最終日は特に予定を組んでいませんが、琉球八社のうち空港までの途中にある三社を周ります。


まるでジャングルのような場所にひっそりとある「末吉宮」。


識名園の近くにある「識名宮」。


2014年の「沖縄本島世界遺産巡り」の時は訪問時間が早すぎて入園できなかった「識名園」を今回はのんびりと散策。


無理して八社全てに行かなくても、「沖宮」だけ参拝すれば良いらしい。


最終日も那覇空港で時間が余ったため、飛行機の離発着シーンを眺めながら弁当タイム。


午後から天気が崩れるため風向きが違います。そのため離発着がいつもとは逆向きです。ここでは何度も撮影しているため、撮影ポイントが分かっていますが、初めてだと上手くいかないかもしれません。


紅芋ソフトクリームをいただきます。実は弁当より高額だったりします。


那覇空港の混雑ぶりは尋常ではありません。途切れることなく離発着しているため、なかなか離陸しません。いつもは翼の先端が青いのですが、今日は緑です。実は、「コードシェア便」の意味を知らずにANA3770便を予約したのですが「ソラシドエア70便」でした。機内wifiサービスは用意されたコンテンツを見るためのものでインターネットには繋がりません。


最終日は雨予報でしたが、なんとか降られずに愛知に戻ってきました。


最後に駐車場まで自走しますが、空港の建物から駐車場まで徒歩10分の距離ですから、この作戦は微妙でした。

以上、長くなりましたが、沖縄の離島巡りの旅2019のダイジェスト版レポートでした。

ANA:19460
JAL:11940
交通費:18570
宿:23742
飲食:13184
観光:400
土産:2160
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旅費合計 89456円

初日 : 走行距離 28.1km、獲得標高 385m
二日目 : 走行距離 61.6km、獲得標高 715m
四日目 : 走行距離 22.7km、獲得標高 274m
五日目 : 走行距離 33.5km、獲得標高 575m
六日目 : 走行距離 19.5km、獲得標高 281m




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