東洋経済「資格と検定」特集号

少し前にいろいろとあって資格ゲッターに挑戦したことがありました。とりあえず真剣に挑むレベルではなく「勉強時間は10時間まで」でいかに合格を勝ち取るのかというゲームです。

実績一覧

それらのことを書いた日記です
2017年11月17日 「日本健康マスター検定ベーシック」に合格
2018年1月29日 FP3級を受験(合格!)
2018年3月20日 「QC検定3級」を受験(合格)
2018年4月23日 ダイエット検定1級合格!
2018年6月24日 「色彩検定3級」を受験(合格)
2018年7月8日 「食生活アドバイザー検定3級」を受験(合格)
2020年8月25日 「日商原価計算初級」を受験

このあとも「あれを取ろうかな、これも取ろうかな」とテキストを大量に買いましたが、ふと「やっぱりやーめた」と放り投げました。それっきりこれっきり「資格と検定」とは無縁です。

経済雑誌もネタ探しに苦心しているのか、経済雑誌を読んでいそう会社員に受けそうな特集記事「資格と検定」が掲載されている東洋経済をポチしました。「40代、50代からの」がキャッチです。

週刊東洋経済 2022年2/5特大号
週刊東洋経済 2022年2/5特大号[雑誌](40代、50代からの資格と検定)


「近い将来こうしたい」と漠然とした目標があるならそのための準備をしておきましょうという流れで記事は進みます。


そして、どのような職業に必要な資格なのか、なぜそれが必要なのかの解説です。


40代、50代でジョブチェンジした人たちの紹介。右がカメラマンから弁護士へ、左が官僚から医者へ華麗なる変身です。「もうそろそろゴールが見えてきそう」というタイミングでの弁護士とか医師を目指すのですから、次元が違う人たちです。

さて、私が「やっぱりやーめた」となった理由は単純で、「資格を取る」「検定に合格する」が目的だと何も役に立たないからです。「合格した!」という単なる自己満足です。

「いろいろあった」は割愛しますが、せっかく勉強したのだから仕事に役立てようと思って、仕事の枠を広げたいことを上司に提案しましたが、全て却下されました。「それはあなたの仕事ではない」という冷たい対応です。

「仕事で必要な知識だから」という理由で取るなら良いのですが、「取ったからそれを仕事に役立てたい」は会社は求めていません。

よって、これを仕事にしたいと考えるのなら、転職ありきです。

「仕事で必要な知識を得るために検定試験に合格する」という風習がない勤務先ですので、勉強しても趣味でやっている扱いです。勉強さえすれば、もっと仕事も上手く回るのにという業務の人たちすら勉強していないわけです。

「定年後の再就職のために勉強して資格を取っておこう」もたぶん上手くいきません。実務経験が優先されるためです。資格だけ取っても経験ゼロの人を雇うくらいなら、若い人を雇ってその人に資格を取らせれば良いのです。

仕事内容とか職業とは別にして、取っても無駄じゃないという資格は「FP」でした。職業じゃないなら3級で十分です。とくに50歳過ぎると「FP」というものは役にたつ知識の宝庫です。お勧めです。



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