改めてロードでヒルクライムをやってみると

10月16日

車での移動距離がそれほど遠くない場所なら、メンバーも参加しやすいかもと企画した「秋葉山ヒルクライム」ですが、「神坂峠ヒルクライム」がトラウマになっているのか賛同者が現れず延期状態でした。

紅葉の時期になったら走りたい場所がいろいろあるため、秋葉山には単独で挑むことにしました。「山」と聞いただけで拒絶しなくてもいいのに…(慣れの問題と思うけどね)

自宅を6時10分出発、豊川ICまでは高速、そこからは一般道を走って道の駅に7時30分到着。順調に走ってきた割には結構な時間が掛かりました。

帰路は夕方の時間帯の高速が渋滞するため、国道301号をひたすら走りましたが、遅い車に邪魔されたとはいえ、高速を使った場合と比べても15分程度しか変わらなかったです。

「BIANCHI Via Nirone」で走ったのは8月29日の「千万町坂」以来です。それ以降のヒルクライムはGIOSアンティーコを使ってきたため、今回のヒルクライムでロードとミニベロの単純な比較ができたわけですが、20万円程度のロードで激坂ヒルクライムというのは非常にキツイです。

「ミニベロが上りに有利」というのは、「同じコストならミニベロが有利」というだけの話です。「もっと軽いギア比にする」「軽いホイールを使う」の2点で、勾配10%超えの上りでも“くるくる”回せて上れるようになるわけですので、金さえ掛ければロードでも楽に上れるようになります(速く上れるということではなく)。

GIOSアンティーコの車体価格+改造費で15万円ほど掛けているので、それだけの費用を「BIANCHI Via Nirone」に掛けていたら、もしかしたらGIOSアンティーコは要らなかったのかもしれません。激坂仕様のミニベロといえどもロングライド(160km超級)に使うとなるとデメリット面が大きくなるため、「やってやれないことはないけど嫌だ」となります(経験上)。ロードを激坂仕様にした場合は、ロングライドの途中でのヒルクライムも可能になります。輪行もミニベロだからといってパッケージングが有利というわけではなく、フレームがデカイため不利です(重いし)。

“やりたいこと”とか“納期の問題”などが絡んで5台購入してきましたが、ブロンプトンも使用目的に合わせてセッティングしてみると「ロードとブロンプトンがあれば良いのでは?」と改めて思うようになりました。手持ちの自転車がたくさん有れば有ったで、それぞれで遊べるため楽しめることも多いのですが、それ相応のコストも掛かるのも事実です。

結局のところ「ロードとブロンプトンがあれば良いのでは?」に辿り着くまでに、かなり遠回りしたということのようです。(後悔はしていません)



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