地元でヒルクライムのベンチマークに適したコースがいくつかありますが、その中で本宮山は前半と後半で質が違う上りを楽しむことができます。
前半パートについては、ある程度は安定したタイムを出すことができるようになりましたが、後半パートについては非常ばらつきます。今のところの最高記録は4月10日の「チャリティ本宮山ヒルクライム」ですが、この日は大勢で走ったことによる“気持ち”の差です。後半パートの半分以上をダンシングしていたわけで、とても単独走行ではできない芸当です。
なぜダンシングなのか…
ケイデンスが70rpmを切ると膝に負担が掛かるため、ムリにトルク走行を続けるよりは心肺に負担が掛かってもダンシングで上ったほうが楽だからです。よって本宮山の後半パートについてはリア21Tまたは24Tで上っていました。しかし、蒸し暑かった6月23日はとてもダンシングができるような環境ではなかったためシッティングで上り続けたわけですが、リア28Tでも非常にツライ。
勾配10%を超えてもケイデンスを80rpm以上をキープできれば、もっと楽に速く走ることができるのでは?
その検証を兼ねて紫陽花サイクリングをすることにしました。
結果として、急勾配でも80~90rpmで上ったほうが確実に速かったです。これについては「自転車ダイエット」で“とにかく回す”走り方をしてきたこと、「ロングヒルクライム」で“膝を労わる”走り方をしてきたことによります。
勾配8%以上の上りが続くコースならばフロントを「46/30T」に換装すれば、今までよりも確実に速く走れそうですが、それよりも勾配が緩ければ何も変わりません。「本宮山」がターゲットならば「46/30T」はもっとも効果があるはパーツであることは間違いないのですが…