「静岡・神奈川・山梨」遠征の時もキャスパーに「GARMIN Edge500」を使ってデータ取りをしました。センサーがなくてもケイデンス以外は問題なく使えると思っていたのですが、GPSを見失ったのか、それとも速度があまりにも遅かったのが原因なのか、ときどき「Auto Pause」になったり、併用しているキャットアイの製品に比べて距離が短めになったりします。激坂の場合はGPSからでは正しく測定できないのかもしれません。
そこで、キャスパーにもセンサーを付けることにしました。
Garmin Wireless Speed/Cadence Sensor GSC 10 (wiggleで4652円)
速度や距離だけの問題なら併用しているサイクルメーターで必要十分ですので、あえて付ける必要はないのですが、ジテツウトレーニングで試したいことがあったので、一石二鳥ということです。
マウンテンバイクにしてはちょっと大げさな装備になってきました。
で、試したいこととは「ケイデンス縛り」です。ジテツウの往路には「峠の上り区間」があります。距離は5.8km、高度上昇値は167mですので、負荷が高すぎず低すぎずというちょうど良いトレーニング区間となっています。今までは「心拍数」をいろいろと検証してきましたが、次の段階として「ケイデンス」を検証していきます。
さっそく今朝は「ケイデンス90rpm縛り」で上ってみました。スプロケットが11-32Tというワイドギアのため、この検証には機材として不適切ですが、まずはやってみます。
グラフはジテツウの往路のデータから「峠の上り区間」を切り出したものです。結果的には平均心拍:153bpm、平均バイクケイデンス:90rpmで上れたようです。
今後は「90~100rpm」「80~90rpm」「70~80rpm」を何度か試して、タイムにどのように反映されるのか検証していく予定。そのためにはクロスギアが必要となりますが…
なお、マウンテンバイクの場合は100rpm以上回すと速度が遅くなるようです。これも自転車の「特性」なのでしょうか。さらにハイケイデンスクライムはペダルに荷重が掛からずに、殆どの荷重がお尻に掛かるためお尻が痛くなってきます。トルク走行との併用がベストであることは明確ですが、何事も検証が必要ということです。
追記.6月27日
ケイデンス90~100rpm、心拍数150~155bpmを維持させて走ってみました。
6月25日と27日の実走データの比較グラフです。
平坦区間で心拍数が落ちないようにペースアップさせた場合、その後の上りでさらに心拍数が高くなってしまうため、逆にペースダウンが必要になってしまいました。勾配の変化が激しい上りで心拍数を安定させて走るというのは難しいものです。