どこを走るのか「自転車と行ってきます!」

「旅する自転車の本」が、どんな自転車で旅するのかを語る本だとしたら、今日の本は「自転車でどこを旅するのか」を語る本です。


自転車と行ってきます! 絹代 著

中学・高校の頃は「どれだけ走ったか」については大した価値は無く、「どんな自転車に乗っているのか」もそれほど問題ではなく、“ランドナー”で「どこへ行ったか」が大切でした。そして「次はどこを走ろうかな」と考えるのが日課でもありました。自転車をダイエットとかトレーニング目的で使うなんて無縁の時代で、あくまでも旅するための道具だったわけです。

自転車ダイエットも単純な体重減の必要性がない第三段階に入ったので、初心に戻って「どこを走ろうかな」と考え、実行するのが楽しい毎日です。昔と違って「道具」そのもので遊べる時代ですから、どのように自転車を仕上げようかなと考えるのも楽しいため、物欲との闘いでもあります。



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