「平均勾配」に関する間違い

走行後の実走データから求める「平均勾配」に勘違いというか間違いがあることに気が付きました。

次回の遠征先の「しらびそ峠」の場合を例にしてみると…

「上村小」から「ハイランドしらびそ」までの区間
距離 : 20658m
標高差 : 1337m

1337 / 20658 = 6.47

単純に標高差を走行距離で割ると平均勾配6.47%になります。

「平均勾配」で検索してみました。
自転車探検隊 : 道路勾配

「道路勾配の表し方」の段落には次のような計算式が書かれています。

道路勾配[%] = 100 x 垂直距離[m]/水平距離[m]

「走行距離」ではなく「水平距離」が必要となります。しかし、現実問題として九十九折のコースの水平距離を測定することはできません。そこで次のようにして求めてみます。

走行距離^2 = 標高差^2 + 水平距離^2

水平距離 = √(走行距離^2 – 標高差^2)

道路勾配 = 100 * 標高差 / √(走行距離^2 – 標高差^2)

例えば、走行距離1000m、標高差200mの場合は単純に計算すると平均勾配20%になります。これを計算しなおしてみると…

20.4%…

うーん、この程度だと誤差の範囲ですね。



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