秋休み初日は、走行距離約21km、標高差1340mの「しらびそ高原」ヒルクライムと、“天空の里”の「下栗の里」の景色を楽しみます。
本日のコース
「しらびそ高原ヒルクライム」の起点としては、道の駅「遠山郷」が最適ですので、そこまでは車で移動しましたが、自宅から道の駅「遠山郷」までの距離は、なんと125km! もし自走するとなるとそれだけで一日掛かりです。
今日は「ランニング大会」が開催されているようで、道の駅は朝早くから大賑わいです。
道の駅から国道152号を走ってヒルクライムのスタート地点に向かいますが、序盤の道幅が狭い区間が結構な上りなっていて、ウォーミングアップ無しの脚には厳しい…。その区間を越えると、なだらかな田舎道を気持ちよく走れます。
上村小学校がヒルクライムのスタート地点となります(この柱が目印)。自宅を出発してから既に3時間30分経過しているため、ここで携帯補給食でエネルギーを補充しておきます。心身ともに落ち着いたところで、標高差1340mのロングヒルクライムに挑戦。ノンストップで上ることが目標ですが…
計算上の平均勾配は約6.4%ですので、“楽勝”と甘く見ていましたが、むちゃくちゃ厳しいヒルクライムコースです。緩い上り区間がある代わりに激坂や超激坂が「これでもか!」と続きます。私の脚力では、ここをロードで上ることはできません。
「下栗の里」の九十九折り激坂区間をなんとか突破したところで脹脛がヒクヒクしてきたので、「しらびそ高原まで12km」地点で休憩タイム。携帯補給品もここで食べつくし、10分ほど座り込んでいるとなんとか回復。
実はここからが本当の超激坂ヒルクライムの始まりでした…。路面がアスファルトからコンクリートに変わることからして、いったい斜度はどうなっているのでしょう。そして残り6kmになると、ようやく普通の山間地サイクリングの雰囲気になり、涼しい風が吹いていて気持ちが良いです。
ゴールの「ハイランドしらびそ」に到着(ゴール直前に激坂あり)。走行距離約21km、標高差1340mの走行タイムは2時間29分でした。(プラス休憩タイム10分)
正直言って、「しらびそ高原ヒルクライム」は「乗鞍スカイライン」よりキツイです。持久力さえあれば上れる乗鞍とは違って、しらびそ高原の場合は筋力をいかに温存するのかがポイントかもしれません。
「ハイランドしらびそ」から激坂をしばらく下ると、待望の「しらびそ峠」に到着です。「ここが『しらびそ峠』か~~~(激疲)」という感じです。なんか疲れすぎて感動が少ない。
「しらびそ峠」には野生のバンビちゃんがウロウロしていました。ちょっと太めということは、この辺にはエサが豊富にあるのでしょうか。
さて、景色を楽しみながら下りますが、我ながらこんな高いところまで上ったものだと呆れます。
天空の里ビューポイントから「下栗の里」を眺めます。ジブリアニメに登場しそうな景色ですね。(あの九十九折を上ってきました)
すでに時刻は14時30分。ようやく昼食タイムです。
はんば亭の「天空蕎麦定食(1000円) + ブルーベリージュース(250円)」をいただきます。
「下栗の里」の皆さんは、毎日このような景色を観ながら生活しているんですね。
一日掛かりのランニング大会だったようで、私が道の駅に向かっている途中にも大勢のランナーが走っていました。山間地を55kmも走るコース設定もあったようです。
道の駅「遠山郷」を起点に9時スタート、15時30分ゴール。本日の走行距離は約64km、獲得標高(累積標高差)1776mでした。
この後は、明日の「美ヶ原ヒルクライム」のスタート地点の松本に向けて車で移動…