いろいろと手を加えたことで、手持ちの5台の役割が明確になりましたが、ロングライドの途中に激坂ヒルクライムがあったり、累積獲得標高差が3000mを超えたりするとロードだと非常にツライです。走行距離が120km程度ならGIOSアンティーコを投入することになりますが、走行距離が160kmを超えるとなるとアンティーコではツライ。
「ロングライド(160km)+ヒルクライム(勾配16%区間ありの平均勾配10%で標高差600m以上)」を激疲れにならずに走り切るためには、「BIANCHI Via Nirone」「GIOSアンティーコ」のどちらに手を加えるのが良いのか…
「GIOSアンティーコ」をどのように改良しようがロングライドには不適切。よって「BIANCHI Via Nirone」を“ヒルクライムにも”使えるようにするのがベターな選択。
先日の「愛知県南エリアの激坂巡り」でビアンキLupoDを投入したのにも理由があって、フロント34T、リア32Tならどこまで上れるのか検証する必要があったのです。結果的にはリアを32Tにすれば勾配16%の坂でも“もがき”を使わずに“えっちらおっちら”で上れます。10~12%ならばロングも可能で、短距離なら20%も大丈夫のハズ。
「BIANCHI Via Nirone」のヒルクライム仕様については、昨年のヒルクライム月間終了時から検討してきました。
案1. スギノの新製品(OX801D)を使ってフロントを46/30Tにする
案2. シマノのマウンテン用の新製品(CS-M771-10)を使ってリアを11-32Tにする
案3. 軽量ホイール(WH-7900-C24-TL)に交換する
案1は見た目もよく、ポン付けでなんとかなりそうです。変速性能が落ちるようですが、上り区間に入ればずっとインナーしか使わないため、多少のことは問題ありません。一番の問題は入手困難というところ。
案2は現物合わせでのチャレンジになるので、余分なパーツをあれこれ買うことになる可能性が大。最終的にギブアップすることも…
案3は効果がイマイチ不明。ギア一段分の効果があるのならリアを32Tにするのと同じ? (現在28T)
いろいろ考えるとクロモリフレームでロードを一台作ってしまえば「BIANCHI Via Nirone」「GIOSアンティーコ」「ビアンキLupoD」の3台分の働きをしてくれそうな気がしますが、もう一台増やすというのは…