引き足でプラス5km/h

週末は諸事情により、土曜日に26km、日曜日に24kmの走行をしましたが、その程度では全く疲れないので、自転車遊びとしては運動不足気味かもしれません。

土曜日のコースは定番の逢妻女川の堤防沿いを西南へ向かって下るのですが、あいにくの向かい風でペースダウン。それでも平均22km/hで走っていましたが、ふと思い立ってあることをしたら27km/hでの巡航が可能でした。

それは「引き足」です。

ただ単にクルクル回すための「引き足」ではなく、引くときにもトルクを掛けるのです。

それをやりながら、「あーなるほどロードの人たちはこれをやっているわけだ」と気がついたのですが、これは結構キツイです。もともと鍛えていないというか、普段使うことが無い筋肉を無理やり使うことになるので、ふくらはぎが痙攣しそうになります。

ということで数分間でキブアップしましたが、感覚的には2気筒が4気筒になったようなものでしょうか。回転数に加えてトルクもアップしますので、この走り方ができるようになれば、とりあえずは30km/hオーバーの巡航は可能かもしれませんね。(鍛えれば35km/h?)

でもトゥークリップをつけていても靴をカッチリ固定しているわけではないため、ムリに引き足をやるとペダルから靴が抜けてしまいます。というわけで高速巡航には「SPD」が必須なのかもしれませんが、ビアンキLupoDはシクロクロスですから「SPD」というのはちょっと躊躇います。(将来的に真ロードバイクを購入した時にはそうしたいと思いますが)

ちょっとした上り坂、ちょっとした向かい風でペースダウンしてしまう原因は、トルク不足です。現段階では自転車ダイエットのため、トルクを掛けずに80~90rpmのケイデンス(ペダル回転数)を維持するようにしています。筋力アップはダイエットが完了してからでしょうか。ロードバイクに乗れるようになる(乗りこなせる体力になる)には、それなりの段階があるというわけです。



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