昨日の知多遠征で感じたことですが、「BIANCHI Via Nirone」の場合はイマイチ速度が乗らないのです。セッティングが決まっている「ビアンキLupoD」の場合は、シグナルダッシュでグイーン、グイーン、グイ、グイと加速していき、こんなものでしょと回すのをやめてメーターを見ると35km/h程度までひっぱれます。ところが「BIANCHI Via Nirone」の場合はSPDペダルに手間取り、なんとか嵌めて、さあ加速とグイグイやっても28km/h程度です。“グイーン”という感じが全く無く、なんとなく加速していき、頭打ちになっているような状態です。
追い風に乗って走る場合、「ビアンキLupoD」なら35km/h程度で気持ちよく流すことができますが、「BIANCHI Via Nirone」だと30km/hを少し越えた辺りから負荷を掛ける必要があって、気持ち良さが殆どありません。本当に追い風なのかと疑いたくなるほどです。
なんとなくフロントのブレーキが掛かっているような状態がずっと続いているような錯覚をします。実際にブレーキが掛かっているわけではなく、ミニベロ16ロードのフロントタイヤを安物品に交換した時のように“前に進まない”という感覚なのです。(現在、ミニベロ16ロードのタイヤは、安物品からノーマルタイヤに戻してあります)
「BIANCHI Via Nirone ALUCARBON ULTEGRA MIX」に安物のタイヤが使われているわけではないハズですから、疑いたくなるのはハブでしょうか。試しに前輪を軽く空転させてみると、「ビアンキLupoD」は38回転しましたが、「BIANCHI Via Nirone」は22回転で止まってしまいました。“いつまでも回り続ける”という定説はどこにいったのやら…
新品のハブは馴染むまで“重い”ようですが、既に200km程度は走っているため、そろそろ馴染んでも良い頃でしょうか。でも、未だに“重い”状態は変わりません。
ということで、“玉あたり”の調整をしてみました。(「ビアンキLupoD」を並べて空転の比較)
後輪はスプロケットを外す必要があるのでチト面倒。使用されているグリスが硬いのか、玉あたりの調整ではなんともなりませんでした。
前輪は簡単そうに見えますが、後輪とは“玉押し”のサイズが違うようで17mmの薄いスパナが必要になります。残念ながら自転車ツールキットにもそのサイズのスパナはありません。仮止め状態ですが、走行には支障は無さそうですので、しばらくこのまま走ってみます。前輪については「ビアンキLupoD」よりも回り続けるようになりました。