ビアンキニローネのポタロード仕様Ver2.1

大量に自転車を所有する人なら誰しも同じ悩みを抱えているかもしれませんが、機材は使わなくても経年劣化していくため、気分転換を兼ねて“使う機材”をローテーションさせる必要があります。

ジテツウのメイン機はROMAですが、休日のポタリング用途およびジテツウのサブ機をLupoDからニローネにチェンジさせました。パーツの使いまわしのため、前回とは仕様が若干違うためポタロード仕様Ver2.0となります。

そのポタロード仕様Ver2.0で2回ほどジテツウをしましたが、いくつか問題点があるため改善します。


まずはジテツウ用途向きの携帯ポンプ「BRIDGESTONE(ブリヂストン) フレームポンプ ゲージ付 ブラック PMSP81.A」を購入しました。(※過去に何本買ったのか数えるのが面倒なため購入歴は省略)


これは弟に譲ったアンティーコに付けた携帯ポンプ「BRIDGESTONE PM-SP081」のマイナーチェンジ版ですが、新旧の違いが分かりません。

実用性重視の選択肢としては価格面を含めて今のところジテツウ用途としては最適だと思います。「いざという時のため」という割り切った携帯ポンプでは時間との戦いになるジテツウに使えません。


アンティーコのようなクロモリフレームなら綺麗に収まりますが、太いアルミフレームではクランクと干渉する可能性があるため、現物合わせとなります。


ニローネの場合は10mmほど余裕がありますが、ROMAだとクランクが当たります。ROMAで使う場合、当たらないように携帯ポンプを付けるとボトルに干渉します。冬場はボトル無しでジテツウするため問題ありませんが、春になったら何らかの対策が必要です。


通常ならこの2灯体制でも十分ですが、「急坂のダウンヒル」と「月明かりが無い夜の堤防道路」で不安感が増大したため交換します。


「中華ライト + cheero Power Plus 3」なら弱でも十分に明るいうえ、ランタイムは18時間以上あります。最短コースを使っている復路なら1か月間も充電いらずという計算になります。サブライトにはランタイム優先で「HL-EL500」です。「HL-EL500」単体では「無いよりマシ」程度になりますが、あくまでも保険ですので必要十分。


そしてホイールも交換します。走行距離が1万キロを超えた辺りから妙に信頼感が薄れた「Dura-Ace WH-7900-C24-CL」を負荷低めのジテツウで使いましたが、相変わらず下りで怖さを感じます。少し使うだけでリムに振れが出るため、そろそろ実用に耐えられない雰囲気がします。

ジテツウ用途に新たにホイールを買うのは勿体ない為、パナモリORC16についてきた「WH-R500」を使うことにしました。実走で使ったことがないため新品同様です。


パナモリORC16の標準タイヤは「Panaracer RACE type L」です。「WH-R500」ならもっと安いタイヤでも良いのでしょうが、カスタムオーダー車には、そういうわけにもいかないということでしょうか。


ということで、ポタロード仕様Ver2.1になったニローネでジテツウコース+山コースを走ってみますが、当然ながら「C24」に比べて「R500」には重さを感じます。ちょっとした上りで負担を感じるため、いつもより1段軽いギアを使うことになります。

今までC24では何ともなかった路面状態でも、R500では路面からの振動が伝わってくることからして、C24が柔らかいを通り過ぎてヘナヘナ状態にあったのかもしれません。軽さなど無縁で頑丈なR500なら下り区間の不安感がなく、下りの速度はフェニックスにC50を使った時と殆ど同じです。

上りの負荷が高まったためジテツウレベルでもROMAのようにトレーニングになりますが、フロントが50/34Tでは頻繁にインナーギアが使うことになるため手間が増えました。フェニックスが46/36T、パナモリORC16が46/30T、LupoDが46/36T、ROMAが46/34Tで、ニローネだけアウターギアが50Tです。46/36Tのチェーリングが余っていますが、リアが11-28Tでは勾配12%の区間が辛くなるため悩みます。


思い付きでパーツを買ってしまうと使わないパーツを増やしてしまうため、とりあえずはこのポタロード仕様Ver2.1の状態で春まで使う予定です。



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