ブロンプトンのペダルを

「ブロンプトン M3L」の内装3速は、街並みを見ながらブラブラするのには適していますが、それなりに気合を入れて走る場合は非常に不便です。先日の「関ヶ原~近江八幡」の観光ポタでは、「1速と2速の間が欲しい~」「2速と3速の間が欲しい~」と何度も感じました。5速化や8速化という定番のカスタムがあるとはいえ、近場にショップがあるわけではないため、「ちょっと試してみる」というわけにはいきませんし…

ママチャリのように踏み込んで乗るのに適しているブロンプトンですが、それで長時間の走行をしようとすると太ももが筋肉痛になってしまいます。実は、フロント44T、リア15Tにしたことで、平地巡航の常用速度22km/hが辛くなりました。3速だと踏み込む必要があり、2速だと高回転させる必要があるのです。ちょっとした上り区間で21km/hに落ちたときに3速から2速へチェンジした瞬間、急に軽くなるためペダルを踏み外しそうになります。平地区間を20km/h前後でのんびり走るのなら、2速でトルクを掛けずに回すことができ、疲労感も全く無く快適なのですが…

それから、左右のペダルが全く違う材質と形状をしているため、踏みごたえに違和感があります。上り区間でそれを特に感じ、左側のパワーは十分に伝わっているのに、右側が妙に抜ける感じがするのです。

そこで今後の遠征に備えて、「踏み外すのを防ぐ」「左右の違和感を無くす」の2点を解消させることにしました。

まずは、これを用意する必要がありました。

24ミリのレンチなんて、ブロンプトンのペダルを外すだけのために必要となる工具で、他に使い道が無いのが難点。


さっそく外しました。

そして、これらを装着します。

三ヶ島 Promenade Ezy ペダル
ハーフクリップ

こんな雰囲気になりました。

輪行の時は、左側のペダルを脱着させ、カバンに入れて携帯します。

観光地の駐輪時に左右のペダルを外しておけば盗難の予防にもなるらしい…

ペダル交換で多少は改善されるとしても、3速でクルクル回して走れるハズの24km/hを超えると、急激に負荷が高まり、25~26km/hで走ろうとするとトルク&高回転走行になり、非常に疲れます。ブロンプトンで25km/hオーバーの巡航をしたければ、SPDペダルが必要になりますが、“ポタリング車”ではなくなってしまいます。

転がり抵抗も空気抵抗も大きいブロンプトンですから、20km/h前後でのんびり走るのが適しているのかもしれませんね。



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