四十半ばのオッサンが二十数年ぶりに自転車遊びを再開するにあたり、「走り」そのものには興味は無く、自転車という趣味を「楽しむ」ためのパートナーとして選んだのがブルーノミニベロ16ロード。
西尾市の某ショップのブログで見かけて「これだ!!」と閃いた見るからに面白そうな自転車です。時は2008年11月2日。
ブルーノミニベロ16ロードで輪行。この時点で既にブロンプトンも購入していましたが、当時はブロンプトンを走らせる脚力も体力も無く、ミニベロ16の稼働率が非常に高かった。
ミニベロは自分好みにカスタマイズするという楽しさがあり、特に必要というわけでもないのにあれこれとパーツを変更。ブルホーンハンドルで三河湾スカイラインをえっちらおっちら上ってみたり(あちこちからミシッミシッと異音がしましたが)。
フラットバーでポタリング仕様。さらに9速化を試みるが、チェーンが頻繁に外れる原因を特定できず、あえなく挫折。
ライザーバー&ワイドギアで山間地を走ってみたり(この仕様だと勾配12%でも楽に上れます)。
Vブレーキに換装。バーエンドバー、泥除け、キャリアを装着してジテツウ仕様にしてみましたが、原型を留めなくなりつつあった時期。
こんな吹雪のような悪天候の中を走ったこともあります。
最終形態のコンセプトは「旅仕様のミニベロ」。ロードでロングライドした翌日は、このミニベロ16でのんびりまったりと走りました。
いろんな自転車遊びを教えてくれたブルーノミニベロ16ロードですが、この1年間の出番は皆無、さらにこの先も「走ることに飽きる」までは出番はありません。
「のんびりまったり30km程度のポタリング」で満足できるようになるには、まだまだ年数が掛かり、それまで部屋の片隅に放置というのはちょっと可哀そう。
ということで、「ミニベロ」の楽しさを普及させるために、ブルーノミニベロ16ロードは新天地に旅立つことになりました。
きっと新しいオーナーもミニベロの楽しさにどっぷり嵌ることでしょう。面白い、楽しい、そんなことを体感できる自転車です。