「午後から雨」の場合の選択肢は4つ

今年は3月からの月間走行距離が1400~1600kmを維持していました。ジテツウと休日のサイクリングを続けていれば普通に達成でき、あくまでも結果的に○○○○kmだったという数値で、特にムリをしていたわけではありません。しかし、トレーニング月間の期間中は、少しでも走れる時は走っておきたいものです。特に今月は9日から12日までの予定が全て吹っ飛んでしまったため、当初の目論見よりは既に約300km減となっています。

もともと今月もブロンプトンでの観光ポタが主体となっているため、その代わりにジテツウトレーニングの距離を増やしています。つまり、ジテツウの回数が月間走行距離の変動幅となるわけですが、残念なことに今日と明日は「雨」の予報となっています。

改めて「午後から雨」の場合の選択肢を考えてみると、それには4つあることが分かります。(公共交通機関が全くない通勤路)

1.休走日
2.ジテツウするが復路は雨中走行
3.出勤前に自宅周辺をトレーニング走行
4.ジドツウ後に会社周辺の山をトレーニング走行

あくまでも「ムリをしない」が前提ですので、「2」は外します。トレーニング月間の場合は「1」も外します。さて残る「3」と「4」ですが、自宅周辺は交通量が多く、短い距離で交差点が数多くあり、さらに平坦区間も多いため、トレーニングとしての効率はあまり良くありません。さらに出勤前に時間を気にしながらというのも精神的にイマイチ。残るは「4」となりますが…

早朝の時間帯ならば渋滞なしで会社に到着できるため、時間とガソリンの節約にもなりますが、いちいち車輪を外しての積み下ろしでは、走行前後に余分な時間が必要になるのが難点です。何か良い方法は無いものかと考えてみると、手持ちの6台の中に、この特殊な用途で活躍できる自転車がありました。

ブルーノミニベロ16

ミニベロ16は車輪を外さなくても、アルテッツァの後部座席に収納することができるのです。単純に出し入れさえすればOK。

そこで今朝は「4」を実行してみることにしました。

午前6時30分ごろに自宅を出発。東名の集中工事のため、それを迂回する車で午前8時頃にはあちこちで大渋滞を起こしますが、7時前なら小渋滞程度で突破。7時ちょっと過ぎ、駐車場をスタート。まずはいつもの峠に向かってひたすら上り続けます。タイヤを「16×1.5」に交換したミニベロ16の場合は、転がり抵抗が大きすぎて疲れます。

峠の区間タイム
・ミニベロ16は21分44秒
・キャスパーは20分37秒
・LupoDは19分28秒

タイヤを「16×1.25」にすれば軽快さが復活するので、これほどのタイム差は出ないかもしれません。

ただし、速度が10km/h未満になってしまう勾配10%を超えるような区間は3車種によるタイム差はそれほどありません。

時間配分として「7時50分になったら折り返して戻る」を目安にひたすら奥へ奥へと進み続けると、こんなところまで来ることができました。

そして、Uターンして駐車場に戻ったのが8時18分で、走行距離は24.50km、高度上昇値は364m、平均速度は20.6km/hでした。ミニベロ16でも結構走れるものです。

現在の手持ちの6台の保管場所としては、玄関にLupoDとキャスパー、居間にブロンプトン、自室にニローネとアンティーコとミニベロ16を置いています。稼働率が非常に低い状態にある「ミニベロ16」をアルテッツァに積んでおけば、車で出かけた時のちょっとした合間に走ることができるため、このままミニベロ16の保管場所はアルテッツァになりそうです。

一般的な使い方ならば、今回のようなケースにはブロンプトンが適していますが、公共交通機関が全くない通勤路ではブロンプトンは使えません。なぜならば、万が一にもパンクすると確実に遅刻するからです。パンク修理に時間が掛かるという点がブロンプトンの唯一の欠点。

なお、ブロンプトンでの遠征の観光ポタの場合は、“万が一”に備えて1時間ほど余裕を持ったスケジュールを組んでいます。フェリーや電車の時間が決まっている場合で、イザという時は観光をパスすれば帳尻合わせが可能になるようにもしてあります。



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