夏場は6時30分頃、冬場は7時頃に自宅を出発してジテツウトレーニングと称して大回りで会社に向かっています。ちょうど今の時期は、日の出直後に自宅を出るようなタイミングとなり、奇麗な朝陽に向かって走ると朝から妙に得した気分になってきます。
今朝は今シーズン一番の奇麗な朝陽を見ることができたため、ちょっと停車して記念写真。
気楽なサイクリングの延長で始めた「日本全国制覇の旅」ですが、荷物満載のブロンプトンで日々の走行距離が120~160km、さらに峠越えもあるルートを走るようになってくると、回を重ねるごとに過酷さが増してきます。
「ロードを走らせるための脚力の向上」を目的に始めたジテツウトレーニングでしたが、いつの間にかブロンプトンで過酷な旅を続けるための「体力&持久力&脚力の向上」になっていました。ブロンプトンで過酷な旅に耐えられるエンジンになったことで、結果的にはブルベもデビューイヤーでSRの認定を取れたのですが。
さて、2013年のジテツウはどのくらいできたのでしようか。
2012年 | 2013年 | |
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ジテツウ率 | 70.34% | 63.20% |
走行距離 | 6341.40km | 6794.33km |
残念ながら目安にしていた66%を切ってしまいました。「目標」ではなくあくまでも「目安」です。「目標」にしてしまうと義務感が生じるため、趣味の範疇のものに「目標」など設定したくありません。
走行距離が昨年より増えた理由は秋以降のコース設定にあります。さらに“夏期間”も昨年より長めに設定したため、一日あたりの平均走行距離が増えているためです。
車の任意保険の契約を「通勤に使わない」に変更したため、ジドツウできるのは月に7日程度が限度という実情もあり、どうしてもという理由がなければジテツウとなります。暑い寒いは理由にはなりません。
遠征の前日に何かトラブルが発生すると困るため、遠征前日のジテツウはしません。遠征から戻った翌日は疲労度次第ですが、疲労している時にトレーニングしてもムダですので休脚日にすることが多く、さらにブルベもあったため、2013年のジテツウ率は63.2%となりました。
ジテツウを続けていると、走行中にクランクが外れたり、泥除けのステーがホイールに巻き込んでスポークが折れたり、雨上がりに有りがちなパンクなどのトラブルもありますが、春は綺麗な桜、秋は紅葉、さらに冬場は雪景色など通勤途中にも関わらずサイクリング気分になれることもあり、それが自宅でローラートレーニングをやらずにジテツウトレーニングを続けている理由かもしれません。
昨日の雨上がりのパンク。単なるパンクではなくタイヤに穴が開くほどの致命傷だったため、応急処置をして自宅に戻り、改めて車で出勤。トレーニングのために1時間早く自宅を出ているため、大抵のトラブルには対応可能です。
スリックタイヤでは極寒期間のジテツウは危険なため、そろそろ冬装備にしようかと考えていたタイミングでのパンク。ちょっと複雑な心境の中、アンティーコのタイヤを標準品に戻しました。
標準品のタイヤは高圧にできないため、スリックタイヤに比べてアベレージが0.5km/hほどダウンしますが、アンティーコにはこのようなタイヤが似合います。
2014年もジテツウ率66%を目安に続ける予定ですが、なにぶん飽き性な性格ゆえに来年も機材をあれこれ変更して「機材の検証」を兼ねたトレーニングになりそうです。