先日の名古屋300御前崎の走行中に「アンティーコでスーパーランドナーを狙うことをやめた」と決断したことに変わりは無く、アンティーコからブルベ装備を外しました。
我ながら結構良い感じに仕上がっていると思います。「ホリゾンタルのクロモリミニベロは“雰囲気”を楽しむためのもの」と改めてそう思わせるアンティーコ。
ランドナーバーとダブルレバーでクラシカルな雰囲気になり、カラーがブルーとホワイトでまとめてあるため、これが私のアンティーコの完成形といえます。さらに見た目に拘れば、シートチューブ側のボトルケージと携帯ポンプは邪魔な存在ですので撤去するかもしれません。買い物に使わないのなら実用的なスタンドも要らないかもしれません。
改めて重量測定をしてみました。携帯ポンプ、スタンド、ボトルケージ2個、ベル、ペダルを付けた状態で“10.64kg”です。(※リア10速化させてあります)
ミニベロに走りを求めるのならタイレルが良いかもしれません。しかし、当たり前ですが、いくら頑張ってもロードバイクには適いません。ミニベロを高速仕様にカスタマイズさせる費用があるのならば、それをロードバイクに費やせば手っ取り早く速く走るための自転車が手に入ります。「ミニベロでなければダメだ」という特別な理由があるかもしれませんが。。。趣味というものは所詮は自己満足の世界ですから、それぞれ好きなように楽しめばいいです。
「ポタリング専科のアンティーコをロングライド仕様に仕上げる」という課題はクリアできました。といっても出番が無くなったアンティーコを解体してしまう可能性は高いのですが。。。来年のカスタム期間までアンティーコはお休みです。
さて、アンティーコを2階の自室に運び込み、代わりに玄関に鎮座することになる自転車は。。。
5.61kg
0.98kg
1.39kg
0.29kg
「CS-6700-10s 11-28T」を新品交換。
はい、2013年10月に久しぶりに少し使ったきり、出番が皆無だった「BIANCHI Via Nirone」です。この状態で“8.27kg”です。
カーボンフォーク&カーボンバックのアルミフレームのロードバイクという、今となってはちょっと中途半端な存在です。このニローネでロングライド耐性を付けたため、ブロンプトンの旅やブルベに耐えられる身体を手に入れることができたので、出番が全くなくなっても手放す気はありません。
三河地区のロード乗りが続々とアルミからカーボンに乗り換えて、「カーボンは良いよ~」と普及活動をしています。「クロモリの良さ+アルミの軽さ=カーボン」とかで、とにかくロングライドが非常に楽になるとか。
「ブルベのためにパナモリORC16を買った」としていますが、実際の所は「ビアンキ ニローネ」でも可能だったと思います。ブルベに参加するためのモチベーションを高めるためにパナモリORC16を買っただけのことで、どうしても必要だったわけではありません。
パナモリORC16を使った場合のデータ取りは完了しているため、今後のブルベにパナモリORC16を投入しても、だいたいの所要時間は分かります。ゆえに面白みに欠けます。
それじゃカーボン買ってしまうか?
「カーボンは楽だよ~」はあくまでも使った人の主観であって、客観的に説明できるような“データ”はどこにもありません。400や600の場合は早くゴールすることにそれほど意味があるわけではないため、カーボンのロードバイクを使うことで楽に速く走ることができ、結果的に休憩時間をたくさん取れるようになるのならば機材の恩恵を受けたことになります。600kmの360kmを16時間で走り切れるのなら、リスタート時刻までの8時間を休憩時間に割り当てることができます。それこそ1泊2日のサイクリングです。16時間は無理としても18時間なら6時間の仮眠ができます。その場合は仮眠ではなく熟睡ですね。
しかし、その前にやることがあります。
アルミだとどうなのか?
年頭に掲げた計画では中部200にはブロンプトン弐号機、名古屋400にはアンティーコを投入することにしていました。
名古屋300の開催前に発表された名古屋400のコースをルートラボで引いてみたところ“目が点”状態になりました。なんと205km地点までの獲得標高が3730mもあるのです。アンティーコを使った場合のシミュレーションをしてみたところ、ギリギリなんとかなるのですが、足切りを免れたとしても後半区間を乗り切る筋力が残りません。名古屋400を回避した場合にどこでアンティーコのための400を取るのか。北陸ブルベが最大の候補になります。では600は?
年々過激になっていく中部ブルベのコースですが、ざっくりとしたマップが公開された時点で、これはブロンプトンでは無理だろうということで、パナモリORC16の準備を始めたわけですが、名古屋400もパナモリORC16で行くかどうか。
あれこれ考えた結論が、「ブロンプトンとアンティーコの投入はなし」「名古屋400の練習を兼ねて中部200にもニローネを投入する」です。
ということで、ブルベに使うためにニローネの準備をして、さっそくジテツウで検証。
シンプルな後ろ姿。サドルバッグには超軽量輪行袋と予備タイヤを収納します。
天候次第ですが、この装備で600も行きます。
ようやく使う時がきたトップチューブバッグ。大きなモバイルバッテリーを収納するのに適しています。
なお、中部のコースは部分的に走ったことがありますが「熊出没注意」の看板が設置されているため、北海道で購入した「熊よけの鈴」を使います。
「アンティーコでスーパーランドナー」に引き続き「ダブルスーパーランドナー」すら微妙になってきましたが、「ビアンキ ニローネ」がどこまで使えるのか、それだけが楽しみになってきました。