パーツを外されインテリアになってしまったビアンキニローネ。そのうちLupoDがヘタリ、さらにROMAにもヘタリがきたらニローネをジテツウ用途に組み立てようかと考えていましたが。。。
その前にエンジンにへたりがくるような気がします。自転車の台数が多すぎるのも困ったものです。
所有している自転車の最適解を求めてあれこれ試行錯誤しているわけですが、その路線のカスタマイズはとても楽しくて面白いです。とにかくやったことが正解なのかは実走で確かめる必要があるため、カスタマイズそのものが走るための理由付けみたいなものになっています。
ちなみに“最適解”は、あくまでも私にとっての最適解であって、他人には当てはまりません。
フェニックス、パナモリORC16、アンティーコ、ブロンプトン初号機は完了しています。以上の4台についてはいじるところはありません。あとは維持メンテのみです。
LupoDも最後の仕上げのみという段階に来ています。
ROMA(改)をどのように仕上げるのかは3月下旬時点でイメージができていたため、必要なパーツは全て揃っています。ただ、手間が掛かる箇所があるため全てをやるかは勢い次第です。
快速仕様のブロンプトン弐号機については実走の度に「?」が付くことが多いため、もう少し使い道をはっきりさせてから煮詰めていきます。
実は最適解を求めることそのものが楽しいため、その自転車の出番が実際にある場合は良いとしても、そうではない場合は休眠状態にさせてしまいます。今のところ稼働率が高いのはジテツウで使っているLupoDだけです。
ということで、ようやく完成したアンティーコは2階の自室に収納しました。
で、次なるネタとしては。。。
使っていない山積み状態のパーツを眺めてみると、2台くらい組み立てることができます。ハンドルについては数えるが嫌になるほどあります。
そこで、ニローネのフレームを使って何か作れないものか。普通に組んでしまうと、フェニックスとパナモリORC16の間に入るような位置づけになり、結局のところ使われないロードバイクになってしまいます。
そこで、アンティーコのように負荷を掛けずに気楽に乗るようなポタリング路線はどうだろうか。
テーマは「ポタロード」です。
ライザバーとかM型ハンドルとかランドナーバーは明らかに似合いませんが、フラットバー3本、ドロップハンドル2本、ブルホーンバー2本から選ぶとしたらどれが良いのか。ブルホーンバーは見た目がイマイチ。ドロップハンドルの自転車を増やす必要はなし。となるとフラットバーか。
そもそも、ニローネにフラットバーは似合うのでしょうか。
「ニローネ フラットバー」で検索してみると、なんと。。。
Bianchi Via Nirone 7(ビアンキ・ヴィア・ニローネ 7)のフラットバー仕様が国内導入 – 2016年モデル速報
フラットバー仕様のニローネが発売されていたようです。しかし、いかにも廉価モデルという雰囲気でビアンキらしさが不足しています。ROMAのステムとハンドルを使っているのかハンドル周りがいけてません。
ところが、上手い人が仕上げるとビアンキらしいオシャレな自転車になるようです。
舞子の風だより : Bianchi VIA NIRONEをフラットバー化
街の風景にとけ込む美しきニローネという雰囲気。良いですねぇ。
しかし、フラットバーには大きな欠点があります。それゆえにLupoDも苦労したわけです。「ポタロード」にするのならフラットバーが似合いますが、使い辛ければ結局使わなくなります。さてどうしたものか。
今年の1月に「TOGS(トグス)」なるものを知りましたが、具体的な効果がイマイチよく分かりませんでした。チト高めの価格だったため、その時は完全にスルー。
先日改めてネット検索してみると、とても詳しい使用レポートを発見。
フラットバーロードのポジション問題をTOGS(トグス)で解決!!
なるほど、これならフラットバーでもいける!!
ということで「トグス グリップ内側取り付けスティック クローズクランプ」を発注。
さて、カスタムの方向性が決まりましたので、ごそごそとパーツをかき集めます。
そして、正味3時間ほどで完成。
実測してみるとペダル込みで8.11kgでした。余っているパーツで組んでいるため軽量化は意識していません。
一見するとポタロードに不釣り合いなホイールを使っていますが、ヘタリがきていて、とてもロングライドには使えない「WH7900-C24-CL」の使い道がようやく見つかったということです。
「仕上編」に続きます。