ツール・ド・豊田市

“ツール・ド”には“一周する”という意味があるらしいので、東海道ポタと紅葉ツーリングの合間に「ツール・ド・豊田市」をやってみることにしました。やみくもにグルッと周っても楽しく無いため「きららの森ヒルクライム(距離:11.2km、標高差:677m)」に挑戦します。

本日のコース図

結果的に予想よりも1時間遅れで小渡に到着したため小原地区と猿投地区をパス、そして天気予報が夕方から「雨」に変わり逢妻女川をパスしたため、水源公園を基点としたコースになりました。


7時34分、水源公園。怪しい空模様ですが、夕方まで雨は降りませんように…


今日は妙に心拍数が高まってしまいます。平地で流しても150~155、緩い上りで160前後、ちょっとした急坂で170前後になってしまうため、いつもより10程度は常に高い状態にあります。この状態で走り続けると確実にグリコーゲンが空っぽになってしまい、途中で動けなくなりそう。


9時27分、三河湖。いつもより10分程度遅いペースです。うーん何か変です。ここまでの平均心拍数は154。そして寒さで鼻水がずっと止まりません(結局、帰宅するまで止まらなかった)。5分休憩で携帯補給品を摂取。


ボトルが1本空になったので、「深山の長命泉」で水を補給しておきます。


10時36分、「きららの森ヒルクライム」のスタート地点に到着です。ブロンプトンでのポタリングで変な筋力の使い方をしているのか、今日も既に太ももと膝裏下が痛みだしています。いろんなタイプの自転車をあれこれ乗りまくると変な弊害がありそうです。なんだかロードでのヒルクライムの乗り方を忘れてしまったような…

「きららの森ヒルクライム」というのは私が適当に命名しましたが、県道田峯山都橋線(県道365号)を田峯側から段戸湖を目指してひたすら上るコースです。距離は11.2km、標高差は677m、平均勾配6.1%ですから、ロードでも楽勝と思えたのですが、実際は三部構成みたいな感じで、序盤と終盤は急坂&激坂になっています。中盤が緩いため計算上の平均勾配6.1%に騙されました。


知らずにやってきましたが、現在「県道365号」は完全に通行止めです。本来は自転車も通れません。でも今日はここを通らなければ困ります…(今日は工事をしていないため、自転車を抱えて強行突破。でも足を滑らせると転落して大事になるので真似しないように)


道路が崩壊しているところまでが急坂&激坂の区間となっていて、そこを過ぎれば、のんびりサイクリング気分で走れます。


ところが、再び道幅が狭くなると急坂になり、頂上手前にくると激坂です。「もう勘弁して!」となります。三河湖の手前でサイクルメーターの電池が切れたため、走行距離がさっぱり分かりません。つまり、後何キロこの坂が続くのか分からない状態で走るというのは精神的に疲れます。いっきに上りきることができず、小休憩を頻繁に取りながら…


ようやく頂上と思われるところに到着。疲労困憊で上ってきたのに、なーんにも無くてガックシです。


所要タイムは、1時間17分24秒でした。山奥を走る時は、熊避けの鈴の代わりにipodで音楽を鳴らして走っていますが、ストップウォッチ機能が役に立ちました。


12時5分、段戸湖に到着。肌寒い天候ですので、トレーニングウェアの上にウインドブレーカーを着て走っていますが、寒いのに汗だくという状態ですので風邪をひきそうです。


段戸湖の紅葉を眺めながら、補給タイム。あと1週間もすれば良い雰囲気の景色になりそうです。


下り始めると、さらに寒さを感じたため、中に一枚着込みます。「寒いのに汗だく」になる時期は、相変わらずウェアに悩みます。特にヒルクライムとセットにする場合、どのようにすれば良いのかさっぱり分かりません。


大多賀の紅葉を眺めながら、国道153号まで下ります。そこからしばらく、えっちらおっちら上って、初走行区間その2の入り口に到着。今日は県道490号を走ってみます。


若い頃に車で走った時は「なんじゃこりゃ、むちゃくちゃ走りつらい」と感じたものですが、自転車にはとても快適な道路です。気持ちよくずっと下っていき、最後の最後に短い急坂の上りが待っていましたが、全般的にサイクリングにお勧めの道路になっています。


13時29分、矢作ダム。


13時55分、いつもの小渡ステーションで補給タイム。相変わらず心拍数が下がることがなく、かなりグリコーゲンを使ってしまったので、炭水化物を大量に補給します。この時間帯で補給すれば、帰宅後にそれほど補給する必要がないので、効率がいいかも。それにしても寒いです。久しぶりに食べた「どん兵衛」がとても美味しく感じたことが哀しいです。


いつもの県道356号を走りますが、まだこのようになっています。もちろん今日も強行突破しますが、道路の落下物は既に片付けられ、現在は崩れた壁面の補強工事をしていました。工事の人にジロリと睨まれながらも「こんにちは」と挨拶して突破…


勘八峡で小休憩。


15時53分、水源公園に戻ってきました。自宅までもう少しですが、体力には余裕があるのに、脚がパンパンで気合を入れて走れないため、10分ほどベンチで座って脚を休めます。それにしても、これでは「BIANCHI Via Nirone」に乗り始める前の状態に戻ってしまったようで悩みます。今の状態では以前のような山間地を180kmも走るなんてできそうもありません。ブロンプトンで真剣に遊ぶというのは、ロードを乗る場合のデメリットになりつつあります。

本日の走行距離は約145km(獲得標高:2028m)でした。サイクルメーターが止まっていたので帰宅後にルートラボで調べました。



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