自転車列車の練習

従来の山間地トレーニングコースには、激坂&急坂区間もあって“筋トレ”代わりにもなります。ベンチマークとして走行する場合は、そのコースが最適ですが、基礎体力アップのための新トレーニングコースを開拓することにしました。従来のコースではステージ間の移動のタイムロスが大きいため、心肺機能アップのための長い緩坂の上りと、巡航速度を高める練習のための走り続けられる平坦地を連続させる必要があります。

本日のコースマップです。

途中から空模様が非常に怪しくなったため、山間地区間を減らして走行距離は約47kmでしたが、フルコースにした場合は約60kmになります。


スタート地点は東名高速道路の高架下です。ここから東へ東へとひたすら向かいます。


いつもの小休憩場に到着。先週末は雨で走れなかったことが影響しているのか、やたらと今日は筋肉が疲れます。やはり、毎週走り続ける必要がありますね。K君、N君とのロード3台体制で今日は走っています。


従来のコースなら滝脇小の激坂を越えて、松平までのロングの下りを楽しむのですが、新コースは奥殿陣屋へ向かいます。サス付きクロスバイクからロードレーサーに乗り換えたK君、予想通り速く強くなっています。やはり、若さには勝てません。若いって良いなぁ。


雨が降り出したため、奥殿陣屋で休憩タイム。

平坦地のトレーニング内容は「自転車列車の練習」です。ロード3台でローテーションさせながら走ると気分は“チームパシュート”ですね。若干の「向かい風&上り」区間になっている足助街道を、信号がある交差点まで自転車列車で走り続けました。現段階でも28~30kmで巡航できましたので、トレーニングを続けていけばコースの状況によっては35kmの巡航もできるかもしれませんね。これはとてもチャリンコ倶楽部ではできないことですので、ロードレーサー限定の「トレーニングの部」を定期的に開催しようかと。

交差点を左折してしばらく走ると“上り区間”になり、心拍計のアラーム音が鳴り続けています。つまり、運動強度が90%を越えてしまっているため、ペースを抑えて走りますが、K君に千切られました…。

終盤のLSD走行区間ですが、28km/h前後で走ると心拍数が160になってしまいます。ここで列車の最後尾で走らせてもらうとすぐに155になり、そのうち150までに落ち着きましたが、とても131までに抑えて走ることはできません。


ゴールの天神橋です。走行距離と走行時間はフルコースではないため割愛しますが、本日のアベレージは24.7km/hでした。

車種がバラバラのグループ走行の場合は、やはり“ポタリング”限定でしょうね。各自の能力(心肺機能&筋力)をある程度使って走ろうとするのなら、車種を合わせたほうが走っていて楽しいです。



関連エントリー