ジテツウトレーニングの効果測定

ブロンプトンの遠征は先日の山梨遠征でしばらくお休み。といっても2ヶ月ほどですが。

今週末から夏場に掛けてはロードを活用する期間となるため、その前に「冬場のジテツウトレーニング」の効果測定をやっておく必要があります。しかし、昨日から妙に体調不良でタイムアタックをしても期待はできそうもありませんが、とりあえずやってみることに…

コースは「山間地トレーニングコース バージョンA」です。

セクター1の走行時間は18分48秒(昨年20分22秒)。94秒短縮。平均心拍数159bpm、平均ケイデンス76rpm。
セクター2までの走行時間は36分40秒(昨年38分22秒)。102秒短縮。平均心拍数161bpm、平均ケイデンス78rpm。

ひたすら続く緩い上り区間はアウターギアで上ることができましたが、“ひたすらダンシング”で突破できる激坂区間は途中で心肺が苦しくなり、シッティングでクルクル走行。その割には大幅にタイムが向上しています。

体調が良ければ、さらに10数秒の短縮ができそうです。

セクター3までの走行時間45分05秒(昨年47分34秒)。149秒短縮。平均心拍数151bpm、平均ケイデンス88rpm。
セクター4までの走行時間64分50秒(昨年67分36秒)。166秒短縮。平均心拍数164bpm、平均ケイデンス94rpm。

セクター3の下り区間も惰性で下らず、向い風の中を心拍数を高めながら走行。体調不良が原因なのか、今日はすぐに心拍数が高まってしまいます。そして平坦区間のセクター4も心拍数を160以上にキープして向い風の中を走行。

そしてゴール。昨年のタイムが「67分36秒」で、今年は「64分50秒」。体調がイマイチだった割には、なんと166秒も短縮できました。1年間のジテツウトレーニングの効果は絶大です。

今までの取り組みを総括してみると、ロードで山間地を走り回ると心肺能力は向上しますが、脚力については大して向上しません。強化された心肺を活かしたハイケイデンス走行でロングライドも楽に走ることはできますが、あくまでもそれだけのことです。

脚力の向上のため、マウンテンとシクロである程度の負荷を掛けたジテツウトレーニング、そして定期的にミニベロでさらに回すトレーニングを実行してきた結果、久しぶりにロードを真剣に走らせてみて改めてトレーニングの効果を把握することができました。

特に「向い風」に対しての効果は絶大で、今日の強い向い風の中も自分でも驚くほど進むので、「ロードで下ハントレーニング」などしなくても、日々のジテツウトレーニングによる脚力強化でカバーできてしまいます。「下ハントレーニング」をすればもっと楽に走れるようになるとは思いますが、それよりも脚力強化の方が効果は大きい。

ジテツウトレーニングだけではなく、荷物満載のブロンプトンの遠征も自然に脚力強化に繋がっていたのかもしれません。ブロンプトンの場合は、トルク走行と高回転走行が必要で、手持ちの6台の中では圧倒的に「走り」に関しては不利であるにも関わらず、現在はブロンプトンでも距離160km+獲得標高1600m程度なら走ることが可能です。

荷物満載のブロンプトンで峠を含めてあちこち遠征しているわけですから、速く楽に走ることができるロードに乗れば、全てが開放されたような気持ちになって非常に快適に走ることができます。こればかりは「ロードだけ」使っていては分からないかもしれません。

本日の走行距離は43.77km、獲得標高は450mでした。



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