ひたすら山間地を走るとか、平野部なら200km以上走る場合にロードを使うことにしているため、ブロンプトンの遠征の休養期間はロングライド期間となります。
そのロード解禁の第一弾として浜松市の名物になりつつある「浜松餃子」を自走で食べに行くことにしましたが、浜松までのルートとしてはいくつか考えられます。国道一号をひたすら走るのが一番面白みに欠けるため、往路は山岳ルートで、そして食事後は“まったり”走るために平坦ルートを選択したのですが…
走行ルート → 浜松餃子
小川橋の先のコンビニを7時頃スタート、幸田、蒲郡、豊川を通り、姫街道に突入。
このルートを選択した理由は、この先の本坂峠の旧トンネルまでのヒルクライムを楽しむためです。既に上り区間に突入しているのにも関わらずハイペースで力強く進む面々。めばるさん、ちょいメタボ君、ユキカゼさん。
勾配5%を超えていれば“体重”が上りに影響するのにも関わらず、ちょいメタボ君は1年前とは全く違いグイグイと力強く上っていきます。まあそのうち追いつくだろうなと思いながら、ちょっとムリしながら上るも差は縮まず、心拍数170まで高めてもダメ、さらに180オーバーでようやく差が縮まるも追いつくことはできず…
10秒遅れで本坂峠の旧トンネルに到着。うーん、ちょいメタボ君とは体重差がかなりあるのに負けてしまうとは残念無念。過去最高の悔しさ。ちょいメタボ君はいろいろとトレーニングしているみたいですから、もともと絶対的なパワー差があったのに、さらに差が付いてしまったようです。
山岳区間のその2は浜松エリアのローディのトレーニングコースである「オレンジロード」です。以前、ブロンプトンで上ったときに相当苦労した記憶がある走り応えがあるコースなのですが…
普段はシングルの固定ギアで鍛えているユキカゼさんが軽やかに上っていきます。この直後、めばるさんとちょいメタボ君にサクサクと追い抜かれて、再び追いかけるも、ギリギリのところで追い抜けません。めばるさんは相変わらず、まったりモードでもサクサク上り、ちょいメタボ君はトルクフルにグイグイ上っていきます。
オレンジロードのゴール地点の国民宿舎でソフトクリームタイム。そうそう山岳区間その2もあっさりとちょいメタボ君に負けてしまいました。おかしいな何故なんでしょう…
まあともかく今日の目的は「浜松餃子」を食べることですから、めばるさんのガイドで無事到着。さっそく餃子定食の大(1400円)をガッツリいただきます。野菜中心のヘルシー餃子ですからいくらでも食べることができますね。今日のところは20個にしておきましたが、30個でも余裕かもしれません。ただし、1個当たり58円ですから、かなりの出費額になります。「浜松餃子」はお店によって少しずつ違うみたいですから、食べ歩き(食べ走り?)も楽しいかもしれません。
さて、餃子も食べたことですし、復路はまったり行きますか~とはならず、予定外の激走が待っていました…。山岳区間の往路より平坦区間の復路が何倍もキツイとは何故なんでしょう。途中から頭に酸素が回らなくなってきたのか思考力も低下して、走行ルートは完璧に“おまかせ”で、とにかく付いていくだけでいっぱいいっぱい。走行距離が150kmを超えているのに心拍数160オーバーはきつすぎますよ。
小川橋に戻り、とりあえず解散。ここからはいつも通り心拍数140程度で走り、ヘロヘロヨタヨタ状態で帰宅。久しぶりに激疲れとなった「浜松餃子を食べに行こう」でした。
あれこれ計算してみると、今回は私でも200W程度は出しているわけで、平坦区間に出てくる急坂では260Wまで高めて走ったわけです。ところがそれでも、めばるさんとの差はどんどん開くわけですから、脚力に差が有りすぎるようです。四十半ば過ぎの普通のオッサンなら200Wも出せば十分だと思うけど…