クロスのROMAはロードのニローネよりトップチューブが長いため、ドロップ化させる場合はステムを短いものに交換させる必要があります。
ROMAのためにステムを購入するのではなく、ニローネのステムを新調して、ニローネのステムをパナモリへ、そしてパナモリのステムをROMAへ転用させます。パナモリには短めのステムを使いましたが、ちょっと近すぎる感じがします。そのうち交換するつもりでいたため、ステムのローテーションというわけです。
wiggleから届いたアイテム
・Garmin GSC 10 Wireless Speed/Cadence Sensor Black
・3T ARX Team Alloy Oversized Road Stem 090mm / 17deg Black
ニローネのハンドルは「3T – ErgoSum Team」にしてあるため、ステムも「3T ARX Team」にします。ROMAでもエッジ500を使うため、ガーミンのセンサーも購入。
まずは重量を測定。
3T ARX Teamの90mmは116g。これは軽いのかどうか。。。
こちらは149g。
どうやら今までより33g軽くなるようです。
さっそくサクサクと装着していき、最後の1本のボルトを締めていくとパキッと嫌な音がして、唖然、愕然、呆然。なんとボルトが折れてしまった。なんじゃこりゃ。ネット検索してみると、このような不幸な目に遭っている人が結構いるようで、特に強く締めたわけでもないのにパキッといくことがあるようです。
折れてしまったボルトを取り除く方法はいろいろあるようですが、「ドリル」をキーワードにして近所のホームセンターで相談してみることに。
店員さんにボルトを取り除く方法を聞いて、必要なものを一通り購入するつもりでいると「安いドリルは役に立ちませんよ」ということで、実用的な電動ドリルはレンタルで、ドリルの歯は購入。
このドリルでゴリゴリと折れたボルトに穴を空けますが、どうにもこうにも上手くいきません。ボルトの反対側からやってみるとズルッと全てパキッとドリルの歯が折れてしまった。
で、さらにあれこれと追加購入。「チタンコーティングのドリルの歯」で解決したというブログ記事があったため、これでダメなら諦めるしかないと望みをかけてイザ勝負。
グイングイン、グイングイン、グイングイン、グイングイン、グイングイン。。。おっ、なんだか金属カスが出てくる出てくる。これは上手くいきそう。そして折れ込みボルト抜きを叩き込んでグリグリと回すとポロッとボルトが取れた。バンザイ!
3Tのステムに添付されているボルトは破断する可能性が高いため、ステンレスのボルトを使うことにします。使用するボルトはM5×15mm。
この構成だと重量が128g。
あらためてニローネに装着。17°タイプを選んだ理由はこのように水平になるからです。将来的にはホリゾンタルのバナモリに使うためでもあります。
ハンドルとセットで使うとカッコいいですね。ただし、ちょっと新たな問題が発生。ニローネの標準のステムに合わせて90mmを注文したのに、実測すると10mm長い。3Tのステムの90mmはどこの寸法なのでしょうか。
3Tのステムを使う場合は、最初から「3Tのボルトを使わない」と割り切っていれば、つまらない苦労をしなくていいかも。