ブロンプトンで「岐阜南部の紅葉と美濃三不動」

紅葉を求めて名鉄岐阜駅をスタートして、岐阜公園、美濃三不動(迫間不動・日之出不動・山中不動)、犬山城、寂光院、定光寺、岩屋堂…。午後3時をタイムリミットとして、さてどこまで辿り着けるでしょうか。


6時40分、名鉄の新安城駅から岐阜行きの特急に乗りましたが、車両最後尾の指定席を確保しました。名鉄の車両にはいろんな種類がありますが、この指定席車両には荷物が置くスペースがありました。特急は朝から激混みしますが、指定席の車両はとても空いていて、落ち着いて読書ができます。


名鉄岐阜駅を7時50分、スタート。哀しいことにサイクルメーターが動きません。送信機に本体を近づけると反応するため、送信機の電池が弱っているのかも…。今日は速度も距離も気にせず、気楽なポタリングができそうです。


走っていたら岐阜善光寺の紅葉が見えたので、ちょっと立ち寄ってみました。


岐阜公園の紅葉も見頃になっています。


「天下に向かって開く門」の先に何があるのか気になりますね。もちろん覗いてみます。


「織田信長公居館跡発掘調査中」だそうです。それはともなく紅葉が綺麗です。ここからは長良川を見ながら東へ向かいますが、ナビのガイドに任せていたため、どこを走っているのかさっぱり分かりません。


ソニーの自転車モードはポタリングに最適で、このような道を選んでくれます。


気が付けば「山中不動」に到着していました。


急な階段を上っていくと良い景色を見ることができましたが、「山中不動」って寂れていて訪問者はいるのでしょうか…


「法福寺」の紅葉もなかなかのものですが、ここからは急坂、激坂をひたすらえっちらおっちらと上ることになります。


とりあえず、ここが上りの頂点のようです。


「迫間不動」に到着。


「迫間不動」はとても広い敷地(山)ですので、全てを周ろうとすると1時間くらい掛かりそうです。今日のところは「中央不動尊」だけ拝見して撤収します。


「日之出不動」に到着。


大きな五円玉。やはり賽銭には五円玉が良いのかも。


「日之出不動」の通りは紅葉ロードのように沿道に紅葉が綺麗に植えられています。ずっと下りですから、紅葉を見ながらのんびり走ります。


「犬山城」に到着。今日は紅葉が目的ですから天守閣には上りません。


大勢の観光客が次々とやってきます。


さて、今日は観光ポタですから、まともな昼食をとることにします。


田楽お重ランチ(700円)。どちらかというと年輩者向けかも。


犬山の紅葉の名所「寂光院」。


駐車場からは階段をひたすら上ることになりますが、老若男女、大勢訪れています。


まさに“今が見頃”という雰囲気でした。


「寂光院」から「定光寺」までの区間は運動タイムとなって、ひたすら走ることになります。コンビニでエネルギー補給…


午後3時、定光寺の激坂のスタート地点に到着。ここでタイムリミットになったため、「定光寺」が最終チェックポイントとなります。それにしても、ブロンプトンで勾配16%の激坂に挑むなんて、激坂遊びの範疇を越えているかもしれませんが、やりがいはあります。

序盤はえっちらおっちらダンシング、少し緩くなったらシッティングで心肺を落ち着けさせて、路面がコンクリートになる15%超えの区間は“もがき”のダンシング、再びアスファルトになったら、えっちらおっちらダンシングでゴール。フラットハンドルで“もがき”のダンシングを続けると、上腕部に乳酸が溜まってくるのが分かります。ブロンプトンで15%超えの坂をひたすら上ると、脚よりも上腕部が壊れそうです。


滝汗になりながら、走行タイム6分40秒でゴール。ブロンプトンで定光寺の激坂を攻略できたので、激坂遊びの道具としてブロンプトンも使えますね。とても折り畳み自転車とは思えないほど頑丈なブロンプトンだからこそ“激坂”にも耐えられるのでしょう。


定光寺の展望台からの景色。


展望台には大勢居ますが、定光寺の境内の観光客の人数はそこそこです。


高蔵寺駅から愛知環状鉄道で帰ります。

本日の走行距離は約75kmでした。(獲得標高763m)

名鉄 新岐阜-新安城駅 1,020円
愛環 高蔵寺駅→三河上郷駅 700円

本日の走行ルート → 20101120岐阜南部の紅葉と美濃三不動



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