あえてブロンプトンでどこまでやれるのか試してみたくなって、標高差690mの本宮山ヒルクライムと勾配16%超えの千万町坂に挑戦。ちょうど紅葉の見頃時期になっているため、紅葉サイクリングも楽しめるハズ…
ブロンプトンで完全自走は不可能なため今日は名鉄の豊川駅まで輪行しました。7時30分スタート。
あの山が目指す「本宮山」の山頂ですが、その前にちょっと寄り道をします。
新城の桜淵公園です。ここの紅葉がどんな感じなのか気になったのですが、「桜」の公園ですから紅葉はイマイチでしょうか。
橋からの景色、その1
その2
反対岸からの景色ですが、朝の早い時間帯なりに風情を感じるかも。
さて「本宮山ヒルクライム」に到着です。竹生神社の交差点からタイムを測定します。
えっちらおっちら上って、コース前半の「和田の交差点」までの走行タイムは40分12秒でした。序盤の緩い区間を除けば半分くらいをダンシング…。
すでに滝汗状態になってしまったため、休憩を兼ねて携帯補給品でエネルギー補給。
そして、激坂のコース後半ですが、序盤の200mを除けば、ダンシングしっぱなし。特に終盤の700mは“もがき”が必要になって、「そろそろ限界~」と思いつつも、観光客がこちらを見ているため、意地になって上りきり、走行タイムは32分21秒でした。走り終わっても汗が止まらない…。
景色を堪能しながら「くらがり渓谷」まで下りますが、絶好の行楽日和ということもあって、観光の車やバイクが多すぎです。
「くらがり渓谷」では何やら宮崎県関連のイベントをやっていました。
今日は田原坂の入り口のところの食堂で「味噌煮込み定食(800円)」をいただきました。これでエネルギー満タンと思いたいのですが、「本宮山ヒルクライム」だけで、もういっぱいいっぱいの雰囲気。ブロンプトンでヒルクライムなんてやると、ずっと立ち漕ぎですから、どう考えても体に悪いですよ。今日は心拍計を付けていないから、どれだけムリしているのかさっぱり分かりませんが、長時間のダンシングは心肺へのダメージが大きい。
さて「千万町の激坂」の入り口に到着です。ここをブロンプトンで走ろうなんて我ながら「アホみたい」と思います。
序盤の1kmほどはシッティングで上りますが、それ以降は、えんえんとダンシングが続きます。それでも勾配10~12%程度なら“えっちらおっちら”ダンシングで上れますが、16%を超えるとペダルを踏み込んでも下がりません。立ち漕ぎなのに脚力よりも腕力と背筋力を総動員、そして心肺の限界まで使い切って、なんとかゴール。走行タイムは30分29秒でした。ブロンプトンで千万町坂を上るなんて、むちゃくちゃ大変ですよ~。もう二度とやりません。血管が切れて倒れるんじゃないかと思ったほどです。
「千万町茅葺屋敷」のベンチで「梅よろし」を飲みながら体力の回復を待ちますが、10分ほど経っても回復の見込み無し。時刻は午後1時になってしまったため、三河湖を諦めて国道301号で帰ることにしましたが…。
国道301号に出るまでの“おまけ”の平均勾配13%の区間を上りきることができず、テクテクと紅葉を見ながら歩くことになりました。どうやら全身の筋力が本宮山と千万町坂だけで終わってしまったようです。
国道301号、県道477号、県道339号を走って、すんなり帰宅といきたかったのですが、ソニーのナビはこんな素敵な道路を案内してくれます。
午後3時帰宅。本日の走行距離は91km、(獲得標高:1472m)でしたが、ロードで山間地ロング(走行距離160km獲得標高2000m)を走ったときよりも遙かに疲れています。ブロンプトンの場合は“走り続ける”ための負荷が大きいため、山間地をノンストップで走るための道具としては、やはり不適切でしょうね。勾配10%超えの上りが全てダンシング必須というのが一番の問題かも。20分以上もダンシングを続けていたら体が壊れそうです。