「CarryMe(キャリーミー)」のアベレージは?

駅周辺の観光地巡りのために購入した「CarryMe(キャリーミー)」ですので、速度とか距離は気にする必要はありません。しかし、列車移動には「時刻」という制約があるため、半日とか1日のどこかで帳尻合わせをすれば良い自転車旅よりはプランニングがシビアになります。

「たぶんキャリーミーなら平野部の観光ポタのグロスアベレージは10km/hだろうな」という予想はついていますが、実際にそうなのか確かめておく必要があります。そして、実際にそこそこ走っておいて問題点を洗い出しておく必要もあります。

そこで、走り慣れているホームコースを走ってみます。ブロンプトンならアベレージ20km/hのコースです。さてキャリーミーの実力はいかに…

本日の撮影機材は、お気に入りの「OM-D E-M5 Mark II シルバー + ZHONG YI OPTICS SPEEDMASTER 25mm F0.95」です。


横風が強いため「キャリーミーが倒れて田んぼに落ちるのでは?」と心配になりながら名鉄の列車を背景にカシャ。


いつもの逢妻女川の堤防道路。さすがに8インチでは速度を維持するのが厳しいです。普通のおじさんのクロスバイクに全くついていけません。


折り返し地点の「西山公園」までのアベレージは17.5km/hでした。ブロンプトンなら22km/hくらいです。

今日は小型のバッグにペットボトルとサイクルメーターを収納しています。ブロンプトンの旅で使ってきたバッグですが、しばらくキャリーミーにはこのバッグを使います。


復路は豊田安城自転車道を走りますが、幹線道路をパスするためのトンネルの上りがキツイです。下りの勢いで上れるわけでなく、上り始めの2mくらいで大失速します。頑張れば上り続けることができるのは勾配5%くらいまでです。


豊田安城自転車道と枝下中用水緑道の分岐点です。ウォーキングコースである枝下中用水緑道を走りますが、ウォーキング向けの路面状態ですので、ソリッドタイヤでは振動との戦いになります。


こちらを選んだ理由は紫陽花のためですが、ストップアンドゴーの連続の区間ならキャリーミーの得意分野かと思ったのです。しかし、小径車に有利のはずのゼロスタートもキャリーミーでは有利になりません。


ここの路面状態では振動が酷いだけでなく路面抵抗が大きすぎて速度も全くでません。復路は大幅なタイムロスになって…

本日の走行距離は24.8km、獲得標高は162m、アベレージは16.2km/hでした。そして所要時間は2時間15分。「グロスアベレージは10km/h」となったわけですが、今日は前半に「ひたすら走る区間」があった結果であり、キャリーミーを旅で使う場合はそのような区間はありません。夏の旅までにもう少し試す必要がありそうです。



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