「自転車旅」と「歩き旅」の間を埋める機材「CarryMe(キャリーミー)」を購入

ブロンプトンで日本中を旅しましたが、走ることが目的だった「日本一周編」を終えてからは自転車に拘る必要がなくなり、「自転車無し」の旅も増えてきました。しかしながら、プランによっては「歩くには遠い」という場合もあって、かといってブロンプトンでは荷物が増えすぎて、結果的に撮影機材を妥協することになります。

「自転車旅」と「歩き旅」の間を埋める機材が欲しい。

昨年の秋ごろから検討していましたが、選択肢はありそうで殆どありません。通常なら「レンタサイクルで良いじゃん」ということですが、レンタサイクルには営業時間という縛りがあるため、昨年の秋のプランが混とんとした理由がそれでした。結局、直前に往復の夜行バスと宿を全てキャンセルして、京都をひたすら歩くことになりました。

つまり、必要な機材の要件としては「走りはレンタサイクル並みでOK」「普通の荷物のように列車の網棚に乗せることができる」となります。

ターゲットロックオンしたのは1月でしたが、撮影機材を買ったり、撮影旅行や自転車旅へ出費が続いたため、6月になってようやくポチッ。


この箱だけでは何が入っているのか分かりませんね。家族にもバレずに自室に運び入れました。


開封。傷がつかないように、しっかり梱包されています。


「折りたたみ時: 32cm(W) x 25cm(D) x 91cm(H)」ですが、「意外に大きいなぁ」が正直な感想です。ブロンプトンは「30cm(W) x 60cm(D) x 58cm(H)」ですから塊としてはブロンプトンの方が小さく見えます。


赤とか青だと風景にマッチしないことがあるので、カラーはあえて地味な「ルナグレイ ソリッド」にしました。


こんな感じにさりげなく背景に「CarryMeが写っている」が良いのです。


ソリッドタイヤ仕様はエアタイヤ仕様に比べて0.5kg重いですが、その代わりに「工具、チューブ、携帯ポンプ」を走行時に携帯する必要がなくなります。自転車用品を携帯することなく、服装は普段着、靴はスニカーという超気楽なポタリングを楽しめます。

たくさん走るわけではないため、路面からの振動をモロに受けるとか、走りが重くなるというデメリットも許容範囲です。

用途は「駅周辺の10km程度のポタリング」です。要するに、駅周辺をぶらぶらするときに「バスは不便」「歩くには遠い」の代替案が「CarryMe」というわけです。


チェーンホイール:Pacific CARRYME 84T 160mm w/ CG
リアスプロケット:Pacific CARRYME 14T freewheel
特殊なチェーンを使うことで見た目より歯数が多いギアが使われています。走りは求めないので駆動系はいじらずにノーマルでいきます。


ふかふかのサドルでこのままでも良いのですが、たぶん交換します。


問題はペダルです。簡単に折りたためて便利ですが、いきなり踏み外しました。


きまぐれにぶらぶらするのがお似合いな「CarryMe」。


新品状態だとチェーンが馴染んでいないのか、妙にテンションがきついです。それが駆動ロスがつながるかもしれないため、ここのネジで調整します。


実測重量はカタログ値通りに「9.1kg」です。


偶然にもデミオDにピッタリ収まります。


雨雲のすき間を狙って試走します。場所は久しぶりの豊田安城自転車道ですが、ここから南側は工事中で完全閉鎖されているため、幹線道路も使わずに、う回路を駆使しますが、小回りが得意な「CarryMe」なら狭い道も全く問題ありません。


写真を撮りながら気が付きましたが、シートステーのブリッジは「CM」です。芸が細かい。


不思議と「CarryMe」にはミニベロ16の時のような楽しさ面白さを感じます。道具ではない完全なる趣味のオモチャだからでしょうか。


雨雲が迫ってきているため、今日はここまで。本格的な試走は専用の輪講袋が届いてからです。

本日の走行距離はたぶん8kmくらいです。「CarryMe」にサイクルメーターはいりません。実際の走行ペースに関しては、高校生の銀チャリには十分についていけたので、実用範囲です。

※近場の「あさひ」で防犯登録しました



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