自転車遊びを再開してから毎年の恒例行事となっていた「知多半島&渥美半島サイクリング」が来年から実現不可能となってしまいます。なぜならば、知多半島と渥美半島を結ぶ観光フェリー「フラワーライン」が平成26年9月30日で航路廃止となってしまうためです。
渥美半島の先端にある伊良湖岬まで自走で行こうとすると180kmを超えてしまうため、なかなか「伊良湖までちょっと行ってくる」という気分にはなりません。碧南あたりを起点に、フェリーを利用して三河湾を一周するコースならば約150kmほどで、自宅から自走しても豊橋ゴールに設定すればブロンプトンでも余裕をもって楽しめるサイクリングになります。
知多半島と渥美半島を結ぶフェリーがあったことで伊良湖岬にも気楽に行けたのですが、フェリーが廃止になってしまうとは非常に残念であります。この先、伊良湖に行くことは二度と無いかもしれません。。。
ということで、「三河湾一周ファイナル」を楽しもうかと思ったものの、たくさん走る気にならないため、ブロンプトンで楽しいサイクリングの範疇に収まるコースを設定。
自宅を6時25分ごろにスタート。がくさんと三河安城駅で合流して師崎を目指しますが、なんと半田市内を抜ける途中で原因不明のパンク。どうやら症状からして旧リム特有のパンクのようです。私も旧リムを使用しているときに悩まされたものです。
途中でコンビニ休憩を取りながらも9時40分ごろに師崎に到着。静かな海を眺めながら、まったりタイム。
10時25分、本日の目的であるフェリーに乗船。「廃止になるから」というわけでもなく、以前から休日にはこのように乗船する車が結構あります。
週末だけでも運航して欲しいですね。このまま廃止されると、名古屋方面から伊良湖に行く人が激減しそうです。
伊良湖の灯台。フェリーが使えなくなるとここに来ることも無くなりそう。
二度と来ないかもしれないので、グルメをいっときますか。何十年も変わらない店内の雰囲気といったところでしょうか。
大アサリ定食、いただきます。
そして、いつものビューポイント。
いつもは三河湾側の景色を楽しみますが、今日は久しぶりに自転車道を走ります。珍しく整備されていて快適な自転車道になっていますが、イベントが近いからでしょうか。
自転車道は途中で分断されていて、後半区間には階段あり。
さらに路面も荒れています。こちらは愛知県中のサーファーが集まっているのではないかと思える風景を見ることができます。つまり、路面の悪さに加えて、走り辛い区間もあるということです。
自転車道のゴールになっている道の駅「あかばねロコステーション」で、みたらしソフトをいただきます。田原産牛乳100%の「どうまいソフト」に、みたらし団子のタレを練り込んだキャラメル風味のソフトクリーム。
たくさん走ると必要はないので三河田原駅が本日のゴールですが、駅舎が新築されていて驚きました。思わず違う駅に来てしまったのかと勘違いしたほどです。私は、あのボロボロの駅舎が好きでした。
14時少し過ぎの列車に乗り込んで帰宅。
今回のコースは、ブロンプトンのような小径車でまったり走るのにちょうど良いのですが、「師崎~伊良湖」のフェリーが廃止されてしまうと三河田原駅を起点に伊良湖までの往復コースになりますが、もれなく風との闘いになります。師崎から伊良湖へ渡って豊橋へ向かうルートがお勧めなのは、「ずっと追い風」になる可能性が高いためです。特に冬場は間違いなく強い追い風アシストがあります。
本日の走行距離は88.8km、獲得標高は345mでした。