ステムのバークランプ径には25.4mm、26.0mm、31.8mmがあり、26.0mmと31.8mmが一般的ですが、ちょっと面白いことをやってみようと思うと25.4mmのステムが必要になります。
これはランドナーバーをLupoDで使おうかと用意した「ステム バークランプ25.4mm 長さ80mm」です。ランドナーバーにした場合は機械式ディスクブレーキに戻す必要があり、今のところ油圧式ディスクブレーキの調子が良いので、ランドナーバー化計画は企画倒れ。
先日、マルチポジションハンドルバーをLupoDに使った時にアンティーコのステムを転用したため、LupoDのステムとハンドルをセットでアンティーコに移植。もともとこのセットはROMAの標準品であるため、見た目がごつすぎます。
そこで、以前使っていたフラットバーを再利用してみたくなったため、デッドストックになってしまった「ステム バークランプ25.4mm 長さ80mm」を使ってみます。
しかし、110mmの時はそれなりに走ることができましたが、80mmではハンドルが近すぎて窮屈です。立ちこぎで膝がハンドルに当たるため、たった1回のジテツウでボツネタとなりました。
アンティーコの場合は、プロムナードハンドルのようなリラックスポジションにしたい。しかし、トップチューブが短いため、ドロップハンドル以外を使うと窮屈なポジションになってしまう。
ごそごそと山積みになっているデッドストック品の中から発掘したハンドルは。。。
ブロンプトンのMハンドルです。ブロンプトンもあれこれ試してPハンドルに辿り着いたため、ブロンプトンのために購入したハンドルが大量にあります。ちなみに、ブロンプトンのハンドルのバークランプ径には25.4mmです。
ブロンプトンの場合、見た目重視ならMハンドルが一番良いのですが、実用性を求めると選択肢から外れます。ぶらぶらと町並み散策するのならMハンドルが適していますが、少しでも走りを求めると、速度優先でSハンドルまたは距離優先でPハンドルになります。
アンティーコを短距離のポタリング仕様にするのなら、このMハンドルでも良いのでは?
ついでに、ブルベの時に使ったスリックタイヤに交換します。タイヤは使わなくても経年劣化してしまうため、劣化が進みやすそうなタイヤから使うことにしました。
いつものコースで使い勝手を確認。(距離74.6km、獲得標高208m)
街乗り仕様のアンティーコは悪くない印象です。これで速く走ろうとは思わないため、膝に負担を掛けることもありません。おしゃれなカゴを付けてみるのも良いかもしれませんね。
リラックスポジションにしたことで、前後にギュッと圧縮されたような感じがするアンティーコ。見た目のバランスが悪いです。
アンティーコの場合はミニランドナー仕様が一番似合うような気がします。
もう少しトップチューブが長ければプロムナード仕様が一番好きですが。。。