「ニローネフラットバーの実走編」のために、最近のベンチマークコースである「道の駅 信州平谷」までの往復コースを走ることにして、いつもの時間に起床。
ところが何やら雨音がするため、外に出てみるとなんと天気予報が外れて雨が降っています。実は雨が降ってくれて良かったと妙に安堵した私です。
最近、たくさん走ることに飽きていて、特別な理由がなければ走りたいとは思いません。どうせ走るのなら、走って気分が良くなる場所を走りたいものです。わざわざ車の往来を気にしながら地元を走るのもなんだかなという気分。特別な理由というのが機材の検証というわけですが、そのために180kmほど走るのも疲れます。
午前中に雨があがり、午後からは路面は乾いてくるはずですので、夕方頃にぶらぶらと走りますか。
空いた時間を使って、以前からやろうと思いながらなかなか手を付けることができなかったことをやっておきます。
快速仕様に仕上げたブロンプトン弐号機ですが、実のところ全く出番はありません。輪行で遠出するのならブロンプトン初号機で良いわけで、わざわざ弐号機を使う理由が見つかりません。
道の駅スタンプラリーをやっていると「こういう時に折り畳み自転車があれば便利なのに」と思えることがしばしばあります。スタンプを押したいだけなのに道の駅が激混みすぎて停めることができない場合があり、少し離れた場所に駐車して自転車で道の駅へ向かえば駐車場の空き待ちというムダがなくなります。そして、せっかく観光地の近くを通るのならば、スルーするのではなく、自転車でぶらぶらしたいと思うときもあります。
つまり、折り畳み自転車をデミオDに積んでおけば役に立つというわけです。
というわけで、ブロンプトン弐号機を快速仕様から街乗り仕様に変更します。コンセプトは「シンプルな構成」です。
フロントダブルを取っ払ってシングルにしますが、ここは何も考えずに純正の44Tクランクを再利用します。
が、なんと11速用チェーンとの組み合わせでは使えません。既にFDとシフターを外してしまったため、元に戻すのも面倒です。スギノのクランクに戻すとしてさてどうしたものか…
50/34Tのチェーリングを外して、インナー側に46T、アウター側にチェーンガードを使います。ドライブの途中で使うため、SPDではなくフラットペダルが適しています。ただし、踏み外し防止のためトークリップを使います。
リアは外装3段変速です。これはもとに戻すことができません。
フロントバッグも使わない街乗り仕様の完成です。
この構成で重量は10.8kgです。
ついでに、ブロンプトン初号機を半年ぶりに袋から出してみました。八重山諸島遠征の時はハイキングが多いためフラットペダルにしていましたが、過酷な遠征で使っていたペダルに戻しました。初号機はこれで完成形ですからいじるところはありません。
再びに袋に収納。初号機は袋込みで12.5kgです。
昼食後、機材変更後の試走コース(距離45.6km、獲得標高269m)を走ってみました。
街乗り仕様のブロンプトン弐号機はアベレージ25.2km/hでした。 これは思ったより速い数値をたたき出しているため、フラットペダルでも案外いけそうです。
ただし、ポジションが少し合っていないのかトルクを掛け続けると腰が痛くなってくるため、要改善です。鈴鹿サーキットで見かけた「Pステム+Sハンドル」を試してみる価値はあるかもしれません。