昨年10月の旅の後の11月の沖縄遠征を急きょキャンセルしたままブロンプトンは袋に入ったままです。4月3日からの屋久島遠征の荷物を搭載して試走しておく必要があります。
サイクリングの距離がそこそこ多ければSPDシューズを使いたいところですが、トレッキング用のシューズも持っていくのは荷物になります。そこで、多少の防水加工がされているウォーキングシューズでサイクリングとトレッキングを兼ねさせることにしました。船を使う離島巡りの時のペダルにはハーフトゥクリップを付けてあるため、SPDペダルには敵わないにしてもそこそこの距離を走っても問題ありません。
さっそく桜を見に出発…
でしたが、つま先部分が分厚いウォーキングシューズがハーフトゥクリップに入りません。すぐに自宅へUターンしてハーフトゥクリップを外すことにしましたが、なんとボルトがさび付いていたためプラスドライバーで舐めてしまいました。頑張っても外れません。これはハーフトゥクリップを壊すしかないのでしょうか。
そういえば…。
チタンボルトが折れた時に使ったチタンコーティングされたドリルの歯があります。それを使ってボルトを無理やり外すことにしました。悪戦苦闘すること30分なんとかハーフトゥクリップを外すことができました。
いつもの逢妻女川の遊歩道を北上しますが、ハーフトゥクリップすら付けていないフラットペダルで走るのは久しぶりすぎて、いまいち安定感に欠けます。これでは屋久島サイクリングの激坂区間で踏み外しそうです。そういう場合は、無理せず押し歩きが正解かもしれません。
地元民には有名な豊田高専の桜並木。10年前なら穴場的な桜スポットでしたが、近くの幹線道路が渋滞するほど交通量が多いです。駐車場は無いので車で来ても桜を楽しむことはできませんよ。
豊田安城自転車道を南下しますが、少し風が吹くと“桜吹雪”状態になるほど既に散り始めています。今年の桜はあっという間に咲いてあっという間に散ってしまいます。
この時期だけは豊田市側の豊田安城自転車道も楽しいサイクリングとなります。
今日は走ることが目的ではないため水源公園へ向かわず、丸山公園からウォーキングコースで自宅へ向かいます。このコースの桜も綺麗ですが、目玉はチューリップです。この遊歩道のチューリップは開花が早いのですが、今年は桜の開花に合わせてチューリップも満開です。
桜を楽しみながら遊歩道をのんびり進むと、遠くからでもわかるくらいに桜が密集していました。
なんと近くの池公園が桜鑑賞地になっていました。近所の人たちが花見の宴会をやっているようで、わざわざ遠くに行かなくても徒歩圏内で良い場所がありました。
今日の撮影機材は「E-PL7+14-150mm」です。屋久島遠征の撮影機材をどうしようか迷ったため試してみましたが、リュックを背負ってしまうとデジカメをタスク掛けできません。バッグにいちいち収納していては使い勝手が悪いため、ウエストバッグに収まる「G9X」になりそうです。
走行距離26.1km、獲得標高185mですが2時間30分も要しました。撮影メインだとこのくらいのペースになってしまいます。自転車遊びを再開した当初も撮影目的の花ポタだったため、グロスアベレージはせいぜい10km/hでした。