吹雪の中を脂肪燃焼STHC走行

今日の天気は予報がコロコロ変わり先が読めません。朝のテレビ番組を観ながらゴロゴロしていたら晴れ間が見えてきたため、4時間くらいなら大丈夫かもと走り始めます。ざっくりの予定では、まずは南下して志貴野橋で折り返し、北上して香嵐渓で折り返して帰宅となりますが…

冬場は脂肪を燃やすのに最適な季節です。BMI22を維持したまま体脂肪率を一桁にする取り組み「自転車ダイエット第四段階」が思うように進まないため、冬場にBMI21まで落として春から筋トレ走行でBMI22に戻すことにしました。しかし既にBMI21.5になった時点では簡単には脂肪が落ちないため独自理論「脂肪燃焼STHC走行」を試すことにしました。


LSD走行の定番の安城自転車道を走りますが、なんと三連水車が凍っていますよ。水車は回っていますけどね。


束の間の“晴れ”が幻だったのか、風と共に雪が舞ってきました。


しばらく進むと「うわぁ~雪だよ~」と叫びたくなり。


そして「なんじゃこりゃ~」となりました。あっと言う間に辺り一面が雪景色です。ここで撤退するのが普通の神経の持ち主かもしれませんが、私は突き進みます。(頭の回路が壊れたか?)


そして志貴野橋に付く頃には“晴れ”ました。我ながら正解だったかもと自画自賛だったのですが…。北西の風が強く吹き始め堤防道路を走るのも大変です。ここでもSTHC走行を試します。100rpmで走っていて向かい風との闘いになると心拍数がガンガン高まってしまいます。通常ならケイデンスを落として心拍数を下げるのですが、ギアを軽くしてトルクを小さくしてケイデンスを維持します。予想通り、心拍数が下がっていきます。

つまり、心拍数の上げ下げは単純に負荷(出力)ということです。ビッグトルクローケイデンスだろうがスモールトルクハイケイデンスだろうが速度が同じなら負荷はそれほど変わりません(あくまでもLSD領域の場合です)。脂肪燃焼をさせるためには筋力を使わず心肺を使うことが重要ですので、LSD領域で収まる範囲で回せるだけ回して走る“STHC(スモールトルクハイケイデンス)走行”が適しているという仮説を立て、今日の実走に挑んでいます。(「軽いギアでくるくる回す」とは違います)

なぜそう思ったのか。

ジテツウでいろいろと試していますが、速度が同じ状態で80rpmで走る場合と100rpmで走る場合の違いも試してみました。

前者は膝周辺に疲労感が出てきます。そして70rpmまで落として走ると太ももの前側の筋肉に疲労が集中します。(ビンディングペダルを使っていません)

後者は体全体に疲労感が出てきて汗だくになります。なぜ汗が出てくるのかは放熱のためです。体が熱くなりそれを冷やすための汗というわけです。体温が上がるとカロリーの消費量が高まります。

「冬場の屋外スポーツは脂肪燃焼の効率が良い」の理由は、寒い中で体温を維持するためにカロリーを消費させるからです。

よって、冬場にLSD領域でトルクを掛けずに回せるだけ回して走る「STHC走行」をすることが脂肪燃焼のためのベストな方法というのが私の理論です。付け加えるのなら、漕ぎ出しが非常に軽いミニベロを使うことで筋力をそれほど使わずに高ケイデンスに持ち込めるため、少し効果が高まります。


この調子で香嵐渓まで行こうと思った矢先、なんと岡崎市民の駅伝大会が開催されていて、途中から堤防道路を走ることができなくなりました。


あちこち迂回しながら市内に入る頃には雪が再び降り出して…。(香嵐渓を諦めて自宅に向かいます)


吹雪になってきました。冷たさで指先が非常に痛みます。さらに強い向かい風も出てきて泣きたい気分ですが、ここで家族にヘルプしては、今後の自転車遊びに支障が出るため、気合で進みます。指先が動かなくてブレーキを掛けるのも困難になってきたため、12~15km/hでゆっくりと(ただし脚だけはシャカシャカと回して)。


自宅周辺に来る頃に雪も弱まりました。吹雪の中を走るという貴重な体験をしましたが、二度とやりたくありません。

本日の走行距離44km(獲得標高45m)。

帰宅後に体重を量ってみると驚きの59.8kg(BMI20.7)になっていました。どうやら現在の空重量は60kgのようです。



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