「ブロンプトンで日本縦断」の本州の最西端の「山口県」に突入します。単純に通り抜けるだけなら、ロードなら二日間、ブロンプトンでも三日間あれば十分に可能ですが、“走り”ではなく“観光”が目的ですから、山口県の主な観光地を訪問します。今回は山口県の東部を二泊三日で「岩国~柳井~津和野~山口」のルートを走ります。
9月30日
前回の「とびしま海道」に引き続き、kantaさんと観光ポタを楽しみます。待ち合わせ場所の「広島城の本丸」に向いますが、広島駅から本降り状態の雨…
ところが、晴れ男のkantaさんが現れると雨雲が消えて青空がちらほらと見えてきました。原爆ドームで記念写真を撮った後は岩国目指してひたすら走ります。
岩国で昼食後、錦帯橋を見学。その後は周防大橋を渡り“超激坂”の「周防ヒルクライム」で滝汗になり、本日のゴールの柳井駅から輪行で岩国まで戻りました。
そして、晩酌タイムです。鯛めし、アサリ、めばる煮付け、めばる塩焼き。
10月1日
昨日のゴールだった柳井駅まで輪行。
柳井街並みを見ながらぶらぶらした後は、山間地に突入。ひたすらひたすら山道を走り続け、「大水車でかまるくん」と「岩屋観音」を見た後に美川ムーンバレーで「ムーのかつめし」を食す。
国道187号でkantaさんとお別れです。kantaさんは右方向の岩国へ向い、私は左方向の津和野へ向います。九州上陸編で再会しましょうね。
傍示ヶ峠を越えて約67km、ちょうど4時間掛かって津和野に到着。乙女峠マリア聖堂や津和野の街並みを散策してから旅館へ。
10月2日
旅館で次回の山口遠征のことをあれこれ考えていたら寝不足気味。「萩」を経由してから山口市まで走っても110kmちょっと。しかし、そのルートの殆どが山間地のため、「一日中ひたすら走る」になってしまい面白くない。
とりあえず太皷谷稲成神社を参拝。その後は長門峡へ目指して走ります。萩へ行くのならば途中で右折する必要がありますが、県境の峠を越えるだけで脚に疲れが出るため、やはり萩へ向うのはムリ。ということで、当初の予定通り長門峡を散策後は素直に山口市へ向うことに…
瑠璃光寺の五重塔は貫禄があります。
瑠璃光寺を参拝後、通りに出ようとすると係員に制止されました。偶然にも天皇皇后様のお車が…。なんと運が良いのでしょう。
山口ザビエル記念聖堂に立ち寄って山口駅に到着が12時ちょうど。今日は順調すぎて時間が余ってしまっています。予定を変更して防府市観光。そして新山口から新幹線で帰宅。
山口遠征の土産の「生絹豆子郎」。買ってきた土産にいちいち文句を言う嫁ですが、珍しく素直に食べてくれた。土産選びにも苦労します。
三日間の走行距離は320.86km、高度上昇は2495mでした。
レポート
・山口県遠征前編「岩国~柳井~津和野~山口~防府」