名古屋遠征ツーリング第二弾は「花菖蒲園巡り」です。

当初の予定では名鉄の新名古屋駅まで輪行して、庄内緑地をスタート地点、熱田神宮をゴール地点として、帰りは名鉄の神宮前駅から輪行で戻ることにしていましたが、犬山遠征の時の夕方の名鉄本線の混み具合を考慮すると、とても神宮前駅で自転車を持ち込めるスペースはありません。

そこで、前回のバラ巡りのように周回コースを設定して、そのどこかをスタート地点として周辺の駐車場を利用することにしました。

さて、車で行くとなれば、手持ちの3台どれでも投入可能ですが、名古屋地区は走り辛いため、絶対的な走行速度が遅くなります。また、車道を走るのも危険度が高いため、自転車走行帯がある歩道を走らされますが、これがまた無秩序状態であるため、こちらも走り辛いです。

ということでリラックススタイルで乗れるブロンプトンを投入することにしました。ブロンプトンなら15km/h程度で走ってもストレスが溜まることも無く、多少は走りやすい車道ならば25km/h程度での巡航も可能です。名古屋エリアを安全に走ろうとするのならば、ブロンプトン、ブルーノミニベロ、ビアンキLupoD、どれも選んでも所要時間は変わりません。

8時頃、熱田神宮周辺の民間駐車場に停めてスタートですが、周回コースのみ決めて、時間割は決めていません。総走行距離はそれほどなく、撮影ポイントが多いため、撮影時間の調整さえ誤らなければ、時間の余裕はあるからです。

最初の撮影ポイントは神宮東公園の花菖蒲園です。(今日はダブルミニベロ16ロードではなくミニベロ16ロード＆ブロンプトンです)

街の中の小さい公園、そして小さい花菖蒲園ですが、その分、滞在者も少なく、のんびり過ごしたい人には良いかもしれません。

続いて鶴舞公園の花菖蒲園です。(バラ園の薔薇もまだ咲いています)

こちらも小さい花菖蒲園ですが、数人の熱心なシニアカメラマンが花菖蒲と対峙していました。ただ、花の彩がバラバラでちょっと撮影向きじゃないなあと私は感じましたが…

名古屋には小さい公園(他市なら大きい?)が数多くあるのか、公園への道しるべが殆どありません。随分迷って千種公園に到着。

ちょうど、ユリが見頃になっていて、ここでは思う存分に撮影を楽しめました。

さて、徳川園へ向かう途中で山車に遭遇しました。これを狙って花巡りツーリングを計画したわけではないのですが、今日は天王祭です。

徳川園に先回りして山車の到着を待っていると、続々と5台の山車が集結しました。天王祭は祭りには珍しく時間厳守なんですね。素晴らしいことです。

時間はまだ午前11時ですが、犬山遠征の時の反省から、ここで昼食タイムにしました。たまたま主催者(?)陣営でお弁当を売っていたのも運が良い。(やはりこの先には食事処はなかったです)

徳川園から名城公園へは「白壁地区」を走行するのですが、徒歩で訪問した時とは逆向きだったこともあって、目当ての通路がどこなのか分からないまま通り過ぎてしまいました。「白壁地区」を走りたい場合は西から東へ走ったほうが良いかもしれません。

名城公園の花菖蒲園もそれほど広くありません。ちょっとガッカリしましたが…

先に進んで振り向くと「おぉーこれは!」と良い景色が見られます。

城を背景に花菖蒲を観賞できるなんて贅沢ですねぇ。

花菖蒲巡りラストは庄内緑地です。ここもそれほど広いわけではないのですが、白・薄紫・紫の3色の花菖蒲が良い感じに咲いています。余分な色が無いという点で落ち着いた感じがします。

今日は運良く「花しょうぶ祭り」だったようで、イベントもいろいろと催されているようです。

さて、ここまでは花巡りポタリングですので、殆ど運動になっていません。そこで庄内緑地から熱田神宮までは約1時間の“運動タイム”としました。庄内川の堤防沿いを気合を入れて走りますが、もう向かい風で大変です。ブロンプトンで前傾姿勢をとろうとすると、腕立て伏せで腕を曲げた状態を維持するようなものですので、むちゃくちゃ疲れます。それでも向かい風の中を気合を入れて走れば22km/hで巡航可能でした。(流すと19km/h)

前回の名古屋遠征の時は庄内新川橋まで走りましたが、途中から走ることになる東側の道路が非常に危険ゾーンになっているため、今回は万場大橋で庄内川から離脱して鳥森駅へ向かう道路を走ることにしましたが、名古屋地区は不思議とメイン道路から一本外れた道路は車道を走りやすいです。順調に進み、東海道新幹線の高架をくぐるとメイン道路に出ましたが、ここからが再び危険ソーンであるため歩道を走ります。

白鳥庭園近くの公園で休憩後、駐車場に戻り、時刻は15時20分、いちおう本日のゴールです。走行距離は約44kmでした。

自転車を車に積んでから徒歩で熱田神宮に行き参拝しました。ちょうど改修工事をやっていて、特別に本殿により近い御垣内(みかきうち)で参拝することができます。(今ならいつも以上に御利益があるかも)

以上が名古屋遠征第二弾「花菖蒲園巡り」でした。

本日の走行ルート → 20090607名古屋遠征第二弾「花菖蒲園巡り」

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