自転車雑誌の特集記事は「ロングライド」

今月購入した自転車雑誌は「ファンライド」と「バイシクルクラブ」です。両誌ともロングライド特集になっていますが、前号までのトレーニング特集とは違って初心者に優しい内容になっています。春のサイクリングシーズンに向けてということでしょうか。とりあえず「100km走ってみたい」と思っている人は「ファンライド」を買っておきましょう。

“100km”といっても「頑張って100km走る」ではなく「快適に楽しく100km走る」ですから、走り終わっても「激疲れ」とか「筋肉痛で大変」ということもなく、「翌日も100kmくらい余裕で走れる」のが“あるべき姿”だと私は思います。特集記事にもそれっぽい事が書かれていますが、自分であれこれ試してみるしかありません。ただ、漠然と突発的(無計画)に100kmサイクリングをやっていても、「快適に楽しく100km走る」に辿り着かないと思いますが…

世間では“シーズンオフ”になる冬の間にどれだけ走りこんだのか? 冬だからこそ「向かい風」という天敵相手にトレーニング走行ができ、その貯金があれば多少の向かい風などにめげることなく走れます。どれだけ山間地を走ったのか? サイクリングで走るのは平地ばかりではありません。平野部でも多少なりともアップダウンはあります。あえて山間地ツーリングを何度もこなす事で、サイクリングレベルの走りならば快適に走ることができるようになります。そして、自分に適した走り方ができているのか? こればかりは試行錯誤しながら数をこなすしかありません。

常に「ちょっとツライかも」ということをやり続けていけば、必然的に今までよりも強くなっていくわけですから、「快適に楽しく走れるレベル」も高まります。昨年の秋からは「自転車ダイエットの第三段階」に突入して、単純に脂肪を落とすことを目的とはせず、体力アップ、筋力アップ、持久力アップを目的に取り組んできたため、現在は「時間さえあれば走行距離は伸ばせる」と思えるようになりました。

なかなか若い同僚には理解されませんが、「トレーニングは苦しいもの、サイクリングは楽しいもの、楽しむためには苦しむことも必要」ということです。サイクリングがツライものであってはダメなんじゃないかなぁ。あくまでも楽しむものです。より楽しむためには自分の能力を上げるしかないと思いますよ。



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