ブロンプトンのリアハブと格闘

伊勢志摩サイクリングの時から「キュッキュッキュッ」と妙な軋み音がしているため、先日の四国遠征の時も気にしながら走っていました。BBとクランクを交換したため、そこが怪しいかと思っても、鳴らない時もあったり、クランクを回していなくても鳴ったりします。激坂を上っている時は全くならないという不思議な現象もあり、その原因がさっぱり分かりません。

ハンドル周りが怪しいかと思って、ハンドルに荷重掛けずに走っても何も変わらず、それではトルクを掛けずに軽く回せばどうかと試してみても鳴る時は鳴ります。サドルのヤグラも怪しいなと遠征先でばらしてクリーニングしてみても解決せず。

自転車の後輪を逆回転させるとクランクもいっしょに回るものですが、なぜか回らない時があるのです。常にそうというわけではなく、何かの切っ掛けでそうなります。

もしかしたら内装ギアが壊れたか?

BROMPTONの純正のブロンプトン後輪(スターメー・アーチャー内装3速ハブ)
価格:23,700円(税込)

BROMPTONのパーツの価格は汎用品に比べて、ざっくりで2倍もします。ブロンプトンを酷使すると出費額が膨大になってくるのが難点ともいえます。

こうなったらダメ元でリアハブをばらしてグリスアップでもやってみますか。

ひたすら解体してみましたが、まだグリスはたっぷり残っていました。遠征先での雨中走行が多かった割にはこの辺のメンテナンスの必要性はないようです。ただし、先日の四国遠征の「紫雲出山ヒルクライム」のころから後輪のガタツキが目立ってきたため、玉あたりの調整が必要になっていたのかもしれません。念のためグリスを補充して、さて戻すかという段階になって、ポロッと小さなパーツが落ちてきた。なんじゃこりゃ。

ということで、先日見つけておいたこちらのブログを参考にしてなんとか元に戻すことにしましたが…
BROMPTON(ブロンプトン)の後輪(内装ギア)グリスアップ – ばっきっきの水彩画とロードバイクとBROMPTON –

一通りに組み上げてみるも、なんと「内装ハブ用のインジケーター・チェーン」の固定ができません。なんでだろと悩むも「もしかしたらあれか!」と10mmほどの小さいパーツ(ポロッと落ちてきたやつ)の役目がなんとなく分かって、そこから再び解体作業。

「内装ハブ用のインジケーター・チェーン」を10mmほどの小さいパーツにねじ込むようになっているため、リアハブを解体する時は「内装ハブ用のインジケーター・チェーン」を外してしまうとドツボに嵌って、作業が非常に面倒になります。

リアハブと格闘すること3時間。なんとか元に戻すことができましたが、すでに深夜ということもあって試乗はできず。



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