平地巡航の切り札「WH-7900-C50-CL」を購入

山間地ロングライド用に購入した「WH-7900-C24-CL」は非常に快適で、さらにキャスパーとLupoDでジテツウトレーニングを続けたことで、ようやく上りに関しては「普通レベル」になりました。

もともと私は短距離走が得意だったこともあり、「実はスプリンターなんです」と言わないまでも速筋主体で走っています。「速筋小出し走行」でヒルクライムもやってきたわけですが、そこにはやはり限度はあり、「普通レベル」から先には進めそうもありません。

というわけで、今後の課題は平坦区間の速度アップというわけで、最近のジテツウの課題は「トルクアップ」です。これは平坦区間と緩い上りの速度アップを目的としています。その成果も少しずつ現れてはいますが、やはり速度を維持するのが結構辛く感じます。

平地はLupoD、山間地はニローネと使い分けてきたのは、重いLupoDの方が速度を維持するのが楽という点に尽きますが、それはあくまでも30km/h程度の速度域であって、それ以上になると、速度を高めるのに労力を要します。

平坦区間の走り方もそれなりに分かってきたため、平地もニローネでいいかなと思いつつ、35km/h以上をキープするのをもう少し楽に出来ないものか…

「なんちゃってスプリンターならやっぱりステージはサーキットでしょ」という勢いで、富士チャレンジ200の100kmソロに申し込みしたものの、出場するからには少しでもテンションを上げたいものです。中年オヤジとしては「やはり機材でしょ」となるわけで、だからといってロードバイクを新調したりはしません。ブロンプトンの遠征に膨大な費用が掛かるため、所有台数をこれ以上増やすわけにはいきません。

「だったらホイールでしょ。これならサーキットだけじゃなくて、平地のサイクリングでも使える」という無理やり理由を作って「ポチッ」としたものが届きました。


Shimano – WH7900 C50 Dura-Ace カーボンクリンチャーリアーホイール
Shimano – WH7900 C50 Dura-Ace カーボンクリンチャーフロントホイール
Vittoria – Road インナーチューブ 5個入り Presta 42mm 700×19-23
合計760.90ポンド

サーキットオンリーならチューブラーでしょうが、サイクリングでも使うためクリンチャーを選択。必然的にそれなりに重くなります。

カタログ値で、フロントが747g、リアが915g。(QRおよびリムテープ含まず)

C24が606g、789gですので、C50は少し重くなりますが、見た目ほどは重くないというのが正直な感想。

今日のところは3本ローラーで試してみました。一昨日と同じようにケイデンス100rpmで速度が37km/h程度になる負荷で心拍数がどの程度になるのかチェック。もし心拍数が低ければ、C24より楽に回せるということになります。

回し始めて12分くらいまではC24よりも心拍数は若干低いですが、それ以降は滝汗どころか、玄関がサウナ状態になり、心拍数がどんどん高まっていきます。さらにケイデンスを120rpm以上回すと心拍数が175bpmオーバー。クーリング無しで3本ローラーというのは体に悪そうです。

C24と比べてC50の何が違うのか。

3本ローラーを少し回した程度では良く分かりませんが、100rpmを維持するのが難しいです。下がるという意味ではなく回しすぎてしまうのです。100rpmのつもりが105rpmまで回っていて緩め、またまた回ってしまい緩めの連続。そして、速度が40km/hを超えるとリアからそれまでと違う気持ちが良い音がします。

C50なら負荷を高めて回し続けてみたいという妙な気分にさせられるので、トレーニングにもちょうど良いのかもしれません。


チェレステのビアンキには不釣合いな「WH-7900-C50-CL」。やっぱり「C24」の方が似合うかな。

なお、タイヤは「Continental Grand Prix 4000 S」、リアスプロケットは「CS-6700 12-23T」です。



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