遠征の休養期間の梅雨時には、1年間のジテツウトレーニングの効果測定として「山間地トレーニングコース バージョンA」でベンチマークをやってみます。
このコースのセクター1はテンポが掴みにくい激坂、急坂、緩い坂のオンパレードで、セクター2はひたすら緩い坂が続いた後の最後に急坂が現れ、セクター3はひたすら下り、セクター4は天神橋まで続く平坦の堤防道路を走ります。
区間 | 2013年 | 2012年 | 2011年 |
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セクター1 | 20分0秒(157bpm,85rpm) | 18分48秒(159bpm,76rpm) | 20分22秒 |
セクター2 | 17分52秒(159bpm,83rpm) | 17分52秒(161bpm,78rpm) | 18分00秒 |
セクター3 | 8分46秒(140bpm,85rpm) | 8分25秒(151bpm,88rpm) | 9分12秒 |
セクター4 | 20分5秒(157bpm,97rpm) | 19分45秒(164bpm,94rpm) | 20分2秒 |
66分43秒 | 64分50秒 | 67分36秒 |
なんと昨年より1分53秒も遅い。。。
昨年は南西の風が吹いていたため、セクター1が追い風基調、セクター3と4が向い風基調というコンデションだったため、上りは風の恩恵があり、下りと平坦は風に負けないように真剣に走っていたようです。
今年はほぼ無風状態。緩い上り区間は下ハン、勾配が少しきつくなってもケイデンスを高めて走り続け、下り区間は無理せず安全走行(負荷をかけていないため心拍数が低い)、最後の平坦区間は少し真剣に。。。
ロングライドのためのトレーニングに取り組んでいるため「負荷をあまりに掛けずにいかに速く走ることができるのか」をやっているため、楽に走ることができるようになっていますが、負荷を掛け続けることが苦手になっている可能性があります。
奥殿陣屋の薔薇が見頃になっているため、ちょっと立ち寄ってみました。ここの薔薇は年によって当たりハズレがありますが、今年は当たり年かもしれません。
距離: 54.57km
高度上昇値: 450m
平均スピード: 25.5km/h
追記.
「WH-7900-C24-CL」のリアスプロケット「CS-6700 11-28」を新品に交換。お古の「CS-6700 11-28」をニローネの“おまけ”ホイール「WH-RS10」に装着。
「WH-RS10」のタイヤをツアラー26cに交換。(LupoDで使っていたものを再利用)
追記.(6月3日)
「WH-RS10+ツアラー26c」をジテツウで試したところ、緩い下りで巡航速度が3km/h程ダウン、平坦区間も惰性で進まないようで、「C24+PRO4」に比べてトータルのアベレージが1.1km/hダウン。LupoDの平均値より0.2km/hほど速いだけで、前半の区間についてはLupoDのベストタイムより遅い結果となりました。
“タイム”や“アベレージ”を見る限り、「ホイール+タイヤ」の違いが大きく影響しますが、フレームや機材の違いは誤差の範囲になってしまいます。特にフレームの違いなどは「上るだけ」でなければ、その差は僅かです。
LupoDの手組ホイールのハブはXTRであるため、回り始めてしまえばいつまでも回っているような雰囲気がします。よって漕ぎ出しは“重っ!”となりますが、走り始めてしまえば気になりません。
しかし、「WH-RS10」のような安い完組ホイールは重い軽いというよりも“もっさり”感がいつまでも続くため、何かしらの抵抗を感じながら走っていることになります。
リムの重さ云々以前にハブの性能が重要だと思い知らされたジテツウトレーニングでした。