ブロンプトンも20000km以上走ればあちこちガタが出ます

1月17日

なんとか異音問題を解消させて、フロント44T、リア13Tでジテツウトレーニングコースを走ってみましたが、アベレージは21.7km/hという微妙すぎる向上具合。このギア比はイマイチ合っていません。平坦区間で僅かに重さを感じるのです。当然ながら勾配が10%超える区間は非常に疲れます。

ということで昨年の夏場の状態「フロント42T、リア14T」に戻してみることにしましたが、BBとクランクを交換してみると妙な違和感が。。。

左右のQファクターを測ってみると、なんと左が5mmほど広い。知らずに1万キロほど走っていたようです。スギノのこのクランクはQファンクターが広いので、ムリにトルクを掛けて走り続けると膝に痛みを感じていましたが、左右で5mmも違っていたら膝への負担が増えるのも当然です。

そこで無理やりヤスリで削って帳尻合わせをしてみることにしましたが、なかなか上手くいかないもので、左右差を3mmまで狭めたところでギブアップ。

スプロケットを14Tに戻して今日はここまで。

1月18日

「フロント42T、リア14T」ならどのくらいアベレージが変わるのか期待を込めてジテツウ開始。

ところが走り始めてすぐにリアハブに不具合発生。変速の調整ができていないのかもと、信号で停まるたびに調整を続けて、某区間の上りに入った途端に。。。

なんとチェーンが飛びまくって上れません。平坦区間でもトルクを掛けるとチェーンが飛んでしまいます。最初は内装ギアが壊れたのかと思ったほど変な挙動でしたが、踏み込む度にカクッカクッとぎこちない動き。

トルクを掛けるとチェーンが飛ぶため、ゴール前の急坂区間(勾配8~12%)はギブアップして押し歩き。無理するとさらに壊れます。

連日連夜のブロンプトンと格闘していますが、今夜も闘うことになるとは。


タンゲのBBの118mmとスギノのクランクXD2(165mm)の組み合わせてだと約165mm。


重量は716g。チェーンカバーも重量増の一因ですが、結構重いです。


タンゲのBBの113mmと純正44Tの組み合わせだと約157mm。約8mmの違いですが、これだけでも膝への負担が変わるため、「僅かな違い」でも過酷な旅の場合は「大きな違い」になってきます。


重量は474g。純正に戻すだけで242gの軽量化。


使用するギアの組み合わせが決定していなかったため、チェーンを長めにしていたのが「チェーン飛び」の原因かと考えて、4コマカット。テンショナーアッセンブリーも先月まで使っていたものに戻してみましたが、チェーン飛びの原因は別にありました。

リアスプロケット14Tに交換してから10000km以上経過しているため、摩耗したリアスプロケットと新品のチェーンの相性問題といえます。チェーンの2回目の交換のタイミングでリアスプロケットも交換すべきかもしれません。シングルギアですから摩耗が早いのは当然です。(13Tでは重すぎるため15Tを使っておきます)


リアのブレーキシューも交換。定番の「SWISS STOP FLASH PRO GHP2」です。フロントは昨年の9月の遠征後に交換済みでしたが、リアの効きが最悪になってきたため、次回の遠征に備えてリアも交換。さらなる改善を求めるのなら、ホイールも交換すべきかもしれません。


リア三角のロックが外れて不便を感じることも危険な目にあったこともあったため、ダメ元でリアサスの軸を交換します。実はボルトを締め増していくことでロックもされるのですが、締め増しにも限度があり、あまりにも締め付けたためサスペンションの機能を果たさなくなったのです。


軸を入れ替えた後の写真ですが、このように金具が摩耗しています。

ブロンプトンも20000km以上走ればあちこちガタが出るもので、20000kmで大掛かりなメンテナンスが必要になるのかもしれません。


異音問題の小細工の仕上げでガムテープ。隙間を埋めたものが飛び出てこないように。


3本ローラーをぐりぐり回して最終確認。今日のところはここでオシマイ。

1月19日

半年の1度の恒例行事から帰宅後、強風が吹き荒れる中をブロンプトンの試走開始。


1時間30分ほどで帰宅。距離は31.1km、獲得標高は171m、アベレージは22.5km/hでした。強風ということでアベレージは参考程度ですが、特に目立った不具合は無いため遠征に支障は無さそうです。

続く。



関連エントリー