シュワルベコジャックの耐久性

ブロンプトンで定番になりつつある「シュワルベ タイヤ コジャック 16×1-1/4」は、手っ取り早く走りが軽くなる“お得”なタイヤですが、ひとつ困ったことがあります。そして遠征先では大問題にもなることです。

昨年の8月の房総半島で起きた致命的なトラブルで、その時は歯痛とセットで無念のリタイアとなりましたが、悪夢再びという感じで、先日の中国地区の遠征の最終日にそれは起きました。


写真を見ると分かりますが、タイヤがこのように割けています。

走行中に「ボコッボコッ」と妙な振動が突然始まります。しばらくすると、タイヤに歪みが発症して、タイヤゴムが剥がれはじめます。そして、割けるように傷口が広がりバーストします。ここまでいくとチューブは使い物になりません。

「ボコッボコッ」と振動が始まったら、まずは空気圧を下げ、リム打ちパンクを起こさないように慎重に走ります。リタイアポイントまで辿り着ければラッキーとなります。どうしてもリタイアできない場合は、バーストするまでそのまま走り、バーストしたら使い物にならなくなったチューブをハサミで適当な大きさに切り、タイヤの裏側に瞬間接着剤で張り付けます。この場合の空気圧はママチャリ程度のへなへな状態にしておきます。房総半島では、この応急処置で50km程度は走ることができました。

「ボコッボコッ」と変な振動が始まったら、それはコジャックというタイヤの寿命です。走行距離が少なくても諦めましょう。

初めてコジャックを使ったのが2012年3月です。そこからの交換時期を改めて調べてみました。

2012年6月 1636km ※1
2013年4月 4753km
2013年8月 2568km ※2
2014年1月 4586km
2014年7月 2599km ※1
2014年9月 1608km ※2

※1は振動が発生したため交換。※2は割けてしまったため交換。無印はゴムの摩耗のため交換。

実績としては、ゴムが摩耗するまで使える確率は33%となります。

以上のことから宿泊を伴う遠征や、日帰りでも途中でリタイアできない場合は“予備”タイヤを携帯することが必須となります。

ただし、携帯するタイヤは安価なワイヤービード版ではなく、高価なケブラービード版になるため、出先で「ボコッボコッ」が発生してもギリギリまで我慢しましょう。

ブロンプトンオリジナル仕様のケブラービード版のコジャックは、なんと1本で6480円もするのです。(以前は5250円だったような)




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