アンティーコのブルベ仕様の最終版

先日の改良でブルベ仕様に仕上げたつもりだったアンティーコですが、ミニベロにごちゃごちゃと何個もバッグを付けるというのは“絵”になりません。見た目も大切。

何か無いものかと大量に山積みされているバッグをあれこれ発掘してみると「これだ!!」と閃くものが。。。

今まで買ってきた自転車関連の用品には、“たった1回だけ”とか“ちょっと使っただけ”でお蔵入りしたものが大量にあり、“頻繁に使う”とか“長期間使う”というものは極わずかです。

で、発掘したバッグとは「リクセン&カウル(RIXEN&KAUL) オールラウンダー ツーリング フロントバッグ KT815」。


ブロンプトンの日帰りのポタリングでCバッグを使うには大げさすぎるため、小型で便利そうなバッグが欲しくて購入。

しかし、使用した回数は3回のみ

・三重遠征「伊勢街道と伊勢神宮」
・中山道を走る「恵那~木曽福島」
・中山道を走る「関ヶ原~土岐」

複雑怪奇な旧街道を走る時は、マップケースに観光案内付きの地図を入れておくと便利ですが、ブロンプトンで使うには重心が高くなりすぎることと、見た目の割には荷物があまり入りません。日帰りの中山道ネタの後からは、もっと簡易的なバッグをハンドルに固定したり、少しでも荷物がある場合はCバッグを使用したことで、使い道がなくなってから3年間も「オールラウンダー ツーリング フロントバッグ KT815」を放置。

ブルベにパナモリORC16で参加した時は、回数を重ねるごとに荷物が減っていき、最後の600kmの時は、まるで近所を走るような雰囲気の軽装備でした。アンティーコもそのパターンになるかもしれませんが、今シーズンは“アンティーコだけ”というわけではないため、ある程度は今の時期に600をターゲットに装備を固めておきたい。

あちこち荷物を分散させずに1つのバッグに必要なものを収納させておきたい。だったら大型のサドルバッグがあるではないか。しかし、もともと後ろ荷重になっているアンティーコゆえに、サドルより後ろに荷物を積むことは避けたい。

発掘した「オールラウンダー ツーリング フロントバッグ KT815」は、旅に使うには容量が小さすぎるがブルベで使うにはちょうど良さそうな雰囲気。


さっそく装着。


このバッグの特徴は、バッグの底にライトを2本も装着できることです。もちろん中華ライトを使います。今回は光害対策で少し工夫しています。


ハンドルには「Edge 500」と「ATLAS ASG-CM31」のみ装着でシンプルそのもの。


これでリアもシンプルになりました。

これで完成と思ったのですが、バッグの位置が高すぎて、見た目のバランスが悪いです。正直言って「格好悪い!!」。30cmくらい低い位置にあれば見た目も走りも良くなるかもしれませんが、そこまで下げるとバッグ下に付けたライトがホイールに干渉します。

再び、ごそごそと用品箱を掻き分けて出てきたアイテムがこれ。


Cバッグを使わないときに、少し試したことがある「タイオガ フロント バック ホルダー」。


このようにして使っていましたが、折り畳みに干渉するため、位置決めに苦労しました。

これがアンティーコで使えるのか?

ミニベロにフロントバッグを付けた体験記をネット検索してみると、ホリゾンタルフレーム+ダブルレバーで苦労した人のブログを発見。ヘッドチューブのところに「タイオガ フロント バック ホルダー」を付けて、シフトワイヤーも上手いこと対処してなんとか使えているようです。

真似してみよう。。。

残念ながらヘッドチューブにあるGIOSのエンブレムが干渉して無理でした。エンブレムを取っ払えばいいのですが、あとから戻すことが不可能ですので自粛。


あれこれ現物合わせで場所を探してここに装着。径が合わないため、アルミ缶を切ってスペーサー代わりにぐるぐると巻いてあります。


さて、どうでしょうか。僅かにバッグがハンドルに干渉して装着できません。可変角ステムをさらに上向きにして対処。それでもバッグの取り外しが非常に困難な状態にありますが、逆に盗難防止になるかもしれません。


なかなか良い感じになりました。ミニベロランドナーにさらに1歩近づいたでしょうか。



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