ビアンキROMA(改)の最終仕様

「軽いLupoDが欲しい」という理由でROMAを購入してカスタマイズしてきました。主にジテツウで使ってきましたが、ジテツウにおいては実用車仕様に仕上げたLupoDがメインの位置づけにあり、さらにフラットバー化させたニローネも気分転換に投入しています。


現時点ではROMAの出番が激減していますが、今年の3月ごろに思いついた「ROMAをブルベに投入してみよう」をより現実的にするためのカスタマイズを実行します。いちおう、9月の「ビアンキROMA(改)のリファイン」でROMAを完成させたことになっていますが、実はひとつだけ残していたことがあるのです。

クロスバイクをドロップハンドル化させると「ロードバイクもどき」と揶揄されることが多いのかもしれませんが、「ロードバイクもどき」と思う人は本質を分かっていません。クロスバイクをドロップハンドル化させてもロードバイクにはなりません。ゆえに「ロードバイクもどき」ではありません。

なぜクロスバイクをドロップハンドル化させるのか。それはサイクリング車にするためです。昔ならランドナーという立派なサイクリング車が存在していましたが、今の時代は特殊な自転車に分類されています。お手軽にサイクリング車を手に入れるのならクロスバイクという選択肢になるわけですが、フラットバーやライザーバーで長距離サイクリングは結構キツイです。

そこで、クロスバイクをドロップハンドル化させて「ランドナーもどき」にするのです。ロードバイクしか知らない人には、そういうことが分からないのかもしれません。

いったんは完成させたROMAのどこを改善するのか。あえて替える必要はないかもしれないけどそこは拘りということで…


はい、ハンドルをランドナーバーにしました。さらに補助ブレーキレバーも装着しました。ランドナーバーはロードのハンドルよりリーチが長いため、シフトケーブルの長さが足りなくなり、それが余分な作業でした。


ハの字になっているランドナーバーは下ハンがとても楽にできます。勾配7%より急こう配の下りでブラケットや下ハンを握ると怖さを感じます。随分前に下りで路面のわだちにタイヤを取られて転倒したことがあり、それがトラウマになっているのか、下りは常に恐怖との闘いです。そこで、上ハンを握って下るときに補助ブレーキレバーが役に立つはずです。


ついに、ROMA(改)サイクリング仕様の完成です。

ひたすら山の中を走るというわけでは無ければブルベでも十分に使える仕様です。全天候型ですからドシャ降りでなければ雨中走行も問題ありません。(※ドシャ降りでは自転車よりエンジンにダメージうけます)



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