ツールド豊田ショートコース(激坂編)

平成の大合併で広大な土地を手に入れた豊田市ですが、手に入れたのは「山」ばかりです。つまり豊田市内を走るだけで、距離200kmで獲得標高が3000m超というルートを簡単に設定することができます。「ふじあざみライン」対策で激坂トレーニングをやっておく必要があるため、距離を短めにして、勾配がキツイ区間をひたすら走るようなルートを設定してみました。

「ふじあざみライン」をいっしょに上る“秀さん”と激坂巡りをするために岩津のコンビニに出向くと、なんと「坂巡り大好きSR」の恵壱さんが“にこやか”に登場。“激坂”というキーワードが本当に大好きなようです。

序盤はウォーミングアップ区間として緩い上りがひたすら続くルートを走行。「緩い上りがひたすら続くルート」は夏季のジテツウトレーニングコースでもあります。

緩い上り区間を終え、松平郷を通り抜け、ぐるっと回り、「焙烙山ヒルクライム」のスタート地点に到着。ここは路面状態が悪いため、力任せにダンシングを発動させるとリアが空転する可能性があります。我慢のヒルクライムコースといえますが、シッティングで上る練習にはちょうど良いステージでもあります。

焙烙山ヒルクライム完了。
タイム : 20分19秒 (2011年:18分55秒 2010年:23分30秒)
平均心拍 : 139bpm
残念ながら昨年より大幅にタイムダウン。今日はシッティングでじっくり上ることを目的にしているため、タイムが悪いのは仕方がありません。平均心拍数が139bpmという低負荷でもそれなりに上れるようになっているのは、ジテツウ山間地トレーニングを続けている効果かもしれません。

ステージ1の終了後に下山のパン屋で補給タイム。この後のステージ3が終わるまで補給できないため、ここで補給が必要です。

下山のコンピニにバイクラックが!! ついでにベンチも設置して欲しいな。

ステージ2は「加茂広域農道」のセクター1から3まで走ります。この農道は「ふじあざみライン」の前半区間の雰囲気に似ているため、ちょうど良いトレーニングになります。セクター1のスタート直後の30秒程度で視界から消えた剛脚の二人。私とはレベルが違いすぎます。

さて、ステージ3は「足助の激坂2本立て」です。この二つをシッティングで上ることができるのなら、「ふじあざみライン」の後半区間もなんとかなるような気がします。(ふじあざみラインを3回上った経験からして)

「足助城」
距離 : 1.04km
高度上昇値 : 124m
タイム : 8分39秒 (2011年:8分49秒)
平均心拍 : 146bpm (2011年:160bpm)
シッティングで上りきるつもりでしたが、脚への負担が大きくなってきたため、後半はひたすら“えっちらおっちらダンシング”で上った割には昨年よりタイムは向上。平均心拍数が低めなのは、やはり我慢のシッティングによるところでしょうか。“超前乗りシッティング”と“えっちらおっちらダンシング”の併用で「ふじあざみライン」の後半区間に挑むことになりそう。

「足助の赤鳥居」
距離 : 1.46km
高度上昇値 : 165m
タイム : 11分56秒 (2011年:11分13秒)
平均心拍 : 144bpm (2011年:164bpm)
序盤の超激坂区間を突破できた時点で「今日はもうオシマイ」という雰囲気で坦々と上ったため、昨年よりタイムダウン。ここでも心拍数が非常に低いことが分かります。心肺に負担を掛けずに上ることができるようになったということは、ロングヒルクライム対策としては良い傾向にあります。

「足助の激坂2本立て」を無事クリアできたので、デザートは本物のスイーツです。いつもの「かゑで本舗 加東家」で、まったりタイム。

さて、ラストのステージ4は足助の山を越えて松平に出るルートを走る予定でしたが、「山の天気は変わりやすい」そのもので、足助地区は「雨」です。といっても小雨ですので走れないことは無いのですが、「このまま帰りましょう!!」と強いリクエストがあったため、足助街道を岡崎方面に向ってひたすら走り、葵大橋のところで解散。お疲れ様でした。

距離: 109.19km
平均スピード: 21.0km/h
高度上昇値: 1797m
平均心拍: 128bpm
平均バイクケイデンス: 76rpm



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