先日の「ふじあざみライン」で急坂の直線の下りで突然左右にブレて、命の危険を感じるほどの怖い思いをしました。このような場合は「ホイール」を疑うのが定番であるわけですが、簡易とはいえ、振れ取りは自分なりにやっています。しかし、「センター出し」が出来ているのかは確かめようがありません。
そこで「MINOURA(ミノウラ) 振取台 FT-1 COMBO」を購入。
このようにしてセンターが正しく出ているのかチェックします。心配はしていませんでしたが、DURAの完組ホイールはキッチリとセンターが出ています。
振れ取り作業ですが、今まで簡易とはいえ丁寧にやっていたので前後とも問題の無いレベル。上下の振れもありません。これでは購入した振れ取り台が無駄になってしまうというわけではなく、振れのチェック用途に使えますし、今後も振れが出た場合に当然ながら活用できるわけで。
ホイールに問題がないとすると、次に怪しいのはフレームのヘッド回りでしょうか。ここもグリスアップも兼ねて再調整。
さて、原因不明のまま「富士チャレ」に挑むのは精神的に良くないので、それなりのスピードレンジでの挙動を確かめておく必要があります。「交通量が殆ど無く見通しも良く路面状態が良い急坂の直線の下り」はどこかに無いものかと過去に走った場所をイメージング。
はい、近場にもありましたね。それは「加茂広域農道」です。勾配10%前後のアップダウンがひたすら続く試練の場です。
「加茂広域農道」がどのようなコースなのかは2010年5月4日の時の走行レポート『BIANCHI Via Nirone でツーリング Vol.9 試練の路「加茂広域農道」に挑戦』に書いてありますが、初挑戦の時の所要時間は2時間50分。
2年前と比べて、エンジンはそれなりに強化されてきたので、今回は「所要時間2時間」を目安にしてみますか。ついでに“往復”してみるのも走行ネタとしては面白いかもしれないと思いながら「加茂広域農道」のスタート地点を目指します。
→ 本日のコース
急坂のギザギザがこれでもかと続きます。
「加茂広域農道」には補給ポイントは全くありません。自販機も極めて少ないため、下山のコンビニでの補給は必須。「加茂広域農道」を終点まで走るのならば、ここでムリにでも食べておく必要があります。
セクター1、セクター2、セクター3と進めていきますが、セクター1は相変わらずキツイ。
そして、セクター4を上りきったところ。昨日のブロンプトンで山間地を走った影響なのか、すでに膝回りの筋肉疲労が酷い状態にあります。
セクター4の下り、何もしなくてもどんどん加速していきます。ここで左右のブレが発生するのか確認。結果的には、この程度の下りでは無問題でしたが、もっと急坂な下りで前荷重になった時に何かしらの変な挙動が起きるかもしれませんが、わざわざ危険なことはしたくないため、今日のところはこれでオシマイ。富士チャレの長いストレートの下りもほどほどの速度に抑えておきましょうか。どうせホイールがC50になるわけで、ストレートは安定することですし。
セクター4の終点の自販機。広域農道の終点でUターンするのならば、ここで水分補給、さらにボトルにも補充しておきましょう。
セクター5、セクター6を走り終わり「加茂広域農道」の終点。所要時間は予定通りの2時間でした。さてさてUターンして下山に戻るかぁなんていう気分にはならず、ギブアップです。先ほどの自販機で再び休憩タイム後、足助までガッーといっきに下り、コンビニで補給タイム。そしてヘロヘロになりながら正午過ぎに帰宅。
距離 : 106.14km
高度上昇値 : 1705m
平均スピード : 21.8km/h
平均心拍: 135bpm
平均バイクケイデンス: 72rpm
所要時間 : 5時間55分