普通の家庭では夢物語「夫婦で世界自転車旅」

普通の家庭にとっては夢物語のような旅行記ですので、読んでも“参考”にはならないと思えたため、購入には至らなかった書籍があります。そして、月日は流れその書籍の存在は忘れました。

ブックオフオンラインで目ぼしい本は無いものかとカチカチやっていたところ、参考にはならないけど読み物としては面白いかもと思えたため改めてポチッしました。


世界でいちばん長いハネムーン
カミさんと走った500日


この2冊については少しずつ読んでいきますが、「世界でいちばん長いハネムーン」は10年間の出来事のダイジェストとはいえ、本の厚みが自転車旅行記の範疇ではありませんね。495ページもあります。


「世界でいちばん長いハネムーン」は老眼にはキツい字の大きさでギッシリ書かれているため、読むのに気合が要りそうです。

とりあえずプロローグとエピローグに該当するページを読んでみましたが、 一成さんは奥さんの事を「トモ子さん」と呼び、トモ子さんは旦那さんの事を「一成くん」って呼んでいるようです。一成さんは若いころから自転車旅をしていて、単独で海外も走りに行っていて、結婚後数年経って「今度は夫婦で」となったわけですが、どうも感じからして冒険好きな一成さんに「しょうがないな。付き合ってあげるよ」という雰囲気。トモ子さんは10年間も旅することになるとは思っていなかったようですが。。。10年間の長旅から帰った後は、しまなみ街道のガイドをやっているようです。

一方、「カミさんと走った500日」は「やるなら今がラストチャンス」ということで定年退職と同時に旅に出たお話です。帰国後は自転車とは全く違う仕事をされているため、「世界でいちばん長いハネムーン」のお二人とはスタンスが違うかもしれません。

夫婦で自転車旅というのは奥さんの理解と協力があれば、国内で1泊とか2泊で“軽め”のサイクリングとして実現可能かもしれませんが、長期間掛けて世界中を走るというのは、単独による「自転車世界一周」よりも遥かに難易度が高いことです。旦那が奥さんに「自転車で旅しようよ」と言っても「勝手に行ってこい」と言われるのが普通の家庭でしょうね。



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